コンビニエンスストアのワインと料理のペアリング術③
はじめに
コンビニペアリング第3弾。
再びセブンイレブンへと走り、もはや通い慣れたワインコーナーへ。今回はTwitterのフォロワー様よりコメントをいただいたニュージーランドの白ワインを狙い撃ち。
上の棚の一番左にきちんと整列する、あのグリーンのボトル。実は前回イタリアのヴェネトの白ワインと迷ったのがこのワイン「カープーカー ソーヴィニヨン・ブラン2020」だったのです。
初回だったので「よりリーズナブルで少し珍しいものを」ということを念頭に置いていたため、①でご紹介したワインを選んだのですが、1,000円以下のニュージーランド ソーヴィニヨンはどれほどのクオリティなのかと、気になっていたところにちょうどコメントをいただいたので、そっと背中を押してもらったような気持ちになりました。
③ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン×ほぐしサーモンのペアリング
ということで今回は迷わずこちらのワインをセレクト。このようにツイートをさせていただきました。
コンビニペアリング第3段が完成。確実に前回を上回るマリアージュ。今回はセブンイレブンにあるニュージーランドの白ワイン「カープーカー ソーヴィニヨン・ブラン2020」(880円)をセレクト。このワインに合わせた料理は「ほぐしサーモン」(228円)。キュウリとトマトをカットして盛り付けるだけ。5分で完成。
ソーヴィニヨン・ブランとの鉄板のマリアージュとも言える、サーモンを使用した一品を手堅く選び、アレンジとしてきゅうりやトマトのフレッシュな野菜を添えてオリーブオイルで仕上げることで、このワインとの相性を高め、オードブルとして完成させました。
今回はパセリの粉末をトッピングしましたが、ディル等のハーブを添えるのもとてもおすすめです。
アレンジペアリング〜野菜編〜
こちらの組み合わせはTwitterではご紹介していなかったのですが、この写真のように「野菜スティック」と合わせるのもとてもおすすめ。メインディッシュを作りながらお楽しみいただくのも良いでしょう。
アレンジペアリング〜肉料理編〜
Twitterではさらにもう一品ペアリングをご紹介させていただきました。
コンビニワインペアリング第3弾の応用編。セブンイレブンにあるニュージーランドの白ワイン「カープーカー ソーヴィニヨン・ブラン2020」に、スーパーにある仔羊を、キッチンのグリルでシンプルに焼いて合わせました。仔羊はレモン果汁を絞ることで、ニュージーSBとの相性が飛躍的にアップします。
仔羊に関しましては、スーパーでご購入いただく必要があるのですが、こちらの「サフォークラム」は2本で580円程。ワイン、ほぐしサーモン、野菜、仔羊の全ての材料費を合わせても約2,000円程度でペアリングディナーセットの完了です。
先にご紹介したサーモンとお野菜のお料理に続き、こちらのメインディッシュとワインを合わせていただければ、1本のワインとのペアリングを最大限お楽しみいただけるでしょう。
今回も最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
第1、2弾をまだお読みでない方は、ぜひそちらもご覧くださいませ。今後また続編もお届けできればと思っています。
ワインディレクター 田邉 公一
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