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焼酎専用のグラス その大きな可能性

はじめに

先日、Twitterでこのようなツイートをし、大きな反響をいただきました。

焼酎専用のグラス「Désir デジール」。焼酎自体のイメージを変えるスタイリッシュなフォルム。見た瞬間からこれで焼酎を飲んでみたい!と思いました。実際に麦焼酎「いいちこ」をテイスティング。香りが立体的に感じられ、繊細な要素をとらえることができる。これはすごいグラスが誕生しました。

近年、日本酒専用の脚付きグラスが開発されたりと、ワイングラスを含め、その多様性はどんどん広がっています。

飲料のスタイルも、それらが飲まれるシチュエーションもますます広がりを見せる中で、そういった動きは必然とも言え、より美味しく、楽しく飲むためには必要なこと。しかし、そう理解していながらも、今回ご紹介する焼酎専用のグラスを初めて見たときは、とても驚かされました。

SAKE DIPLOMA資格の対策講座等、セミナー講師を務めて数年が経ちます。近年、日本酒に対するイメージは年々向上してきているように感じるものの、焼酎に対しては、なかなか好意的な言葉を聞くことが少なかったのも事実。そういう背景があっただけに、このグラスを見た時、焼酎という飲み物自体のイメージが、これからまた大きく変わることになると実感したのです。


焼酎グラス Désir

ガラス食器を中心とした輸出入貿易商社のJTC株式会社は、屋号を「GLASSBACCA」とし、飲み物・お酒の体験価値を拡張するグラスを研究・開発している。

焼酎グラス「Désir(デジール=願望)」は、新たな挑戦として、フランスのシャンパーニュ界の第一人者であり、著名なソムリエであるフィリップ・ジャメス氏が考案した焼酎用のグラス。ジャメス氏はこれまでに、に日本酒専用のグラスの開発にも関わられています。

Désirは、ジャメス氏が感動した焼酎の香りと味わい、 その個性と存在感を引き立たせるよう計算して作られています。

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