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2023年度 合格率17.7% ソムリエ試験に合格するために意識したいこと



はじめに


今年もソムリエ・ワインエキスパートの二次、そして三次試験が近づいてまいりました。

昨年度のソムリエ試験の合格率が発表された時、周りの空気が一瞬止まったのを記憶しています。

ソムリエの三次試験までクリアした方の最終合格率は、歴代でも最も低いと思われる17.7%。受験者3,224名に対して、ソムリエのバッヂを手にすることができた人は、わずか570名でした。さらに、再チャレンジの方を含めず、一発合格の方を対象にすると10%ほどだったとも言われています。

これに対して、ワインエキスパート資格の合格率は41.9%で、3,499名が受験して1,465名の方が合格されています。

つまり、ソムリエもワインエキスパートも、受験者の数はほぼ変わらないにも関わらず、合格できた方の数は1,000名近い差があるのです。



合格ライン


ワインエキスパート試験と違い、ソムリエ試験は三次まであることを考えると、それが原因の一つとも考えられますが、過去を振り返ると、この二つの資格においてここまで合格率の差があったことはありません。

現にそのわずか2年前の2021年度の結果を見ると、ソムリエ試験合格者は42.1%、ワインエキスパートの合格者は40.7%となっています。

これまでの結果を見ていくと、合格率に関しては毎年大きな変動があり、特にこれはソムリエ資格に関して顕著な差が見られます。

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