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Ep.2: Invisible in visible | ハンバーグについて
Ep.2: Invisible in visible | ハンバーグについて
サイボクには「生ハンバーグ」という商品がある。原料はサイボクのブランド豚「ゴールデンポーク」を使用し豚肉100%という他にはないハンバーグだ。根強い人気を持っている。
今回、この「生ハンバーグ」と違った魅力を持つ「冷凍ハンバーグ」を開発した。この「冷凍ハンバーグ」は、開発するまでにおよそ3年の時間がかかってしまった紆余曲折を経たハンバーグだ。
「生ハンバーグ」は自社工場で製造しているが「冷凍ハンバーグ」となると特別な設備が必要となるため委託製造(以下OEM)先が必要だった。我々の原料、レシピ、指定した製造方法で製造して頂ける協力会社様が。
このOEM先が3回変わったのだった。
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1件目の企業さまは、わたしたちと「衛生基準」が合わなかった。私たちは安心・安全であることを大切にしている。
2件目の企業さまは、衛生基準はクリアしたのだが今度は美味しさという「品質基準」という点で、パートナーにはなれなかった。
しかしこの時点で開発からすでに2年が経過してしまっており、開発メンバーにもつらい思いをさせてしまった。
そして3件目の企業さまは、自らの強みを捨ててまで私たちが目指すハンバーグ作りに協力してくれた。献身的に、何度も、何度も。
わかりやすく言えば、私たちのモノづくりの考え方は「自分の家族に食べさせたいか」という点に収斂する。同時に協力会社さまにおいては「その想いを共有できるか」がとても大事。ここでもやはり「誰とするか」という点がキーとなる。
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3年間の紆余曲折を経て辿り着いたゴールデンポーク100%の冷凍ハンバーグ。
機会があれば一度お試し頂けたら嬉しいです。
K
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