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「山野幸一郎」という人間 結局、貧乏かーい!

これが必殺「コンビニ行ってるフリ!」

色々な事がありましたがとうとう僕も社会人の仲間入りです。
フリーランスなので、本当に仲間に入ったのか怪しいですが・・・。ていうか仲間に入ってませんでした!
フリーランスというのは言うたら個人事業主。個人経営の会社の社長!ということだったみたいです。何も分からずにフリーランスを名乗っている僕は、世間知らずの無知野郎でした。
実際やってることはCGのバイトをしてる人です。フリーランスではなく、バイトマンでした!
フリーランスの響きに憧れていたんですね。その時僕は21歳位です。許してやってください。
さてさて、やってることはバイトですから、給料もそんなに貰えません。月7万位で働いてました。もちろん飯はろくに食べれませんし、水は500mlペットボトルの水を買い、飲み終わったら家で水入れてあたかも買ってきましたよー。みたいな空気を出してました。財布の中はいつも1000円以下でしたね。
それでも、お昼ご飯は社員の人たちと食べれるんで無理して食べてました。情報が欲しかったんです。タバコも吸ってました。時代的にもまだ喫煙者が多かったので喫煙所には情報が沢山ありました。
業界の先輩の話はためになりました。この時はまだ若く、何も知らなかったので全部が新鮮でしたし、きついけど毎日が楽しい!とばかりに目まぐるしく働きました。

500円+500円は1000円じゃー!

貧乏暮らしでしかも土日もバイトという忙しい毎日を送っていました。バイトマンは頑張ります。
そんな中、ルームシェアの相方であるマッキーが、短大で安い肉屋が商店街にあるという情報を仕入れてきました。お互いに500円を握りしめ商店街へ。
豚肉の切り出しを980円で購入し、その日は豚丼にして食べました。
体力的にも、精神的にもキツイ日々でしたが、マッキーのおかげで楽しく過ごせました。持つべきものは友達だな!とリアルで感じつつ、洗濯物の畳み方を怒られたりしました。
そんな生活が半年程経ちました。

待て待て、このままでいいのか?

半年が過ぎた頃、僕は色々考えていました。
半年ほど勉強しながらバイトをさせてもらいましたが、給料はあがりませんでした。まぁそりゃそうなんですが、技術的にも学生レベルでしたし、給料の交渉もしませんでしたし、当たり前なのは当たり前なのですが、そんな中ではたしてこのままの給料でいつまでいくんだろうか?という疑問が出てきました。
技術があがれば給料はあがるのか?どうすれば給料はあがるのか?そこで自分なりに答えを出しました。
自分に価値があれば給料はあがるはず。色んな会社いって経験値を荒稼ぎだ!
「ちょっと他の会社さんからも誘われてるんでそっち行ってみます。」
僕は別の会社に行きました。営業もしませんでしたが、バイトの電話は来ていたので、困る事はありませんでした。今思うと、安く使える人材をどこの会社も求めていたんだと思います。
7万でがむしゃらに働いてくれる人がいたら、そりゃいいですよね。
そんな事をやっていると、時間はあっという間に過ぎていきます。

次回!
マッキーとの別居!熊本で仕事!山野調子に乗って鼻が2mに伸びる!体重激増120キロ!落ち続ける人間性!
はぁー!人生うまくはいかないもんだ!すったもんだ!

お楽しみに☆

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