DockerでOpenposeのpython(3) APIを使う
openposeのpython APIについての調査
自分で実装したpose-estimationと比較したいなど,ちょっとopenposeをpython APIでかるーく使いたい場合などがあると思います.openposeをdockerで使う際に,install & buildがやや不安定で面倒であったこと,またpython APIを用いる際の注意点などを調査し,まとめました
openposeのversionについて
openposeは日々masterブランチに変更が付け加えられており,openposeを安定的に使いたい場合はversionを指定する必要がある.
2019年1月時点では,ver1.4.xが最新.ということで,ver1.4.0を用いる.
install&buildについて
ちょっと前のversionでは,
bash ./ubuntu/install_caffe_and_openpose_if_cuda8.sh
などと便利な実行ファイルがあったが,こうした .shファイルは廃止予定のようだ.ver1.4.0では,ubuntu_deprecatedフォルダに上記ファイルが存在しているので,こちらを使用する.(理由は後述)
↓↓↓
しかし,error.....
↓↓↓
ファイルパスなどがいくつかおかしいので,こうした .sh ファイルを確認し,書き換える必要がある.
具体的には,./ubuntu_deprecated/install_openpose_if_cuda8.sh ファイルの,ubuntu となっている文字列を,ubuntu_deprecatedに変更する必要がある.
変更後,
bash ./ubuntu_deprecated/install_caffe_and_openpose_if_cuda8.sh
とすれば良い.
なお,ubuntu_deprecated/*のファイルを使用する理由としては,./ubuntu/install_caffe_and_openpose_JetsonTX2_JetPack3.1.shというファイルがあるものの,モデルのinstallのところでerrorを吐いて止まってしまい,どうすることもできなかったからである.
python APIについて
openposeは,python APIでも使用できる.ただ,こちらもversionによって色々違うので注意が必要.
ポイントは,cmakeする時に,-DBUILD_PYTHON=trueとすることである.
cd build
cmake -DBUILD_PYTHON=true ..
make -j `nproc`
sudo make install
そして,PYTHONPATHを設定する.
PYTHONPATH=/usr/local/python/openpose
Dockerfile
FROM nvidia/cuda:8.0-cudnn5-devel
ENV DEBIAN_FRONTEND=noninteractive
RUN apt-get update -y \
&& apt-get install -y \
build-essential \
apt-utils \
openssl \
git \
cmake \
git \
curl \
vim \
ca-certificates \
libjpeg-dev \
libfreetype6-dev \
zlib1g-dev \
openssh-client \
bash \
g++ \
tzdata \
mariadb-client \
gcc \
xz-utils \
file \
sudo \
tmux \
libmecab-dev \
wget \
unzip \
lsof \
lsb-core \
libatlas-base-dev \
libopencv-dev \
python-opencv \
python-pip \
python3-pip \
ffmpeg \
zip \
cython \
&& apt-get clean \
&& rm -rf /var/lib/apt/lists/*
ENV PYTHONPATH /usr/local/python/openpose
WORKDIR /root
# openpose
RUN git clone https://github.com/CMU-Perceptual-Computing-Lab/openpose.git
WORKDIR /root/openpose
RUN git checkout tags/v1.4.0 \
&& git submodule update --init --recursive \
&& sed -i -e "s/ubuntu\/Makefile.example/ubuntu_deprecated\/Makefile.example/g" ubuntu_deprecated/install_openpose_if_cuda8.sh \
&& sed -i -e "s/ubuntu\/Makefile.config/ubuntu_deprecated\/Makefile.config/g" ubuntu_deprecated/install_openpose_if_cuda8.sh \
# && sed -i -e "s/git submodule update --init --recursive//g" ubuntu/install_caffe_and_openpose_JetsonTX2_JetPack3.1.sh \
&& sed -i -e "s/ubuntu/ubuntu_deprecated/g" ubuntu_deprecated/install_caffe_and_openpose_if_cuda8.sh \
&& sync \
&& sleep 1 \
&& bash ./ubuntu_deprecated/install_caffe_and_openpose_if_cuda8.sh
# python API
RUN cd build && cmake -DBUILD_PYTHON=true ..
RUN cd build && make -j `nproc`
RUN cd build && sudo make install
python(defaultでpython3なので注意してください)でどこからでも使えます.
from openpose import *
param = {
}
model = OpenPose(param)
なお,パラメタなどは,以下のファイルを参照すると良いと思います.
openpose/examples/tutorial_python/1_extract_pose.py
参考文献
- OpenPose Python Module and Demo
- OpenposeのPYTHON API
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