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【マスタリングとは?】

皆さんこんにちは、
今回は、マスタリングについて書いていきたいと思います。

「マスタリングとは?」

で検索すると色々出てきますが
(そのうちこのブログも上位に出てくるといいなぁ と思いながら、、、)

例えば
「ミックスとマスタリングの違い」とか
「マスタリングで音圧を上げるには」とか
「マスタリングの流れ」 
 などと行ったものを検索する人が多いと思います。



今回のテーマは、マスタリングでもそこではなく実際に筆者が
マスタリングをやっていて感じたことをいくつか書いていこうかと思います。


これが、宅録でマスタリングしている人や、エンジニアを目指していく方に少しでもマスタリングの考え方がわかればと思います。


マスタリングの手順や流れなどは省きまして

「お客様とエンジニアが音の最終工程であるマスタリングをどうやってやっていくか」 


というところをまずは、話していこうかと思います。

スクリーンショット 2020-06-12 22.42.00

では、

お客様は、マスタリングで何を求めているのか??

もちろん
・音質のバランス
・各曲との音響バランス
・音圧感
 などといった感じで注文を受けるのが普通であり、
最低限エンジニアに伝えてもらった方が良いとされるものでもある。

世の中ではよく
「お任せマスタリング」
などといった感じのサイトもあるが、

お任せ=そのエンジニアの音

となるわけで自分としては、ミックスまで制作者の思い描いていた作品が手元に出来たわけで
そこから最終工程の場所でお任せにするというのがなんとも言えない気持ちである。

(もちろんそうせざる場合はおいときまして)


よく筆者は、たとえ話で「食」を例えとして言いますが、

スクリーンショット 2020-06-12 22.47.35

ミックスは、書いての通り集まった具材などを炒めたりするところをミックス(混ぜ合わせる)といい
マスタリングは、その出来上がった料理を「盛り付けをする」と例えて言ったりします。

料理は、味も大事ですが、見た目も大事なところ!!
お皿の形や色なども盛り付けの場所には入るわけです。

スクリーンショット 2020-06-12 0.34.01

料理は、美味しいフランス料理屋に行ってお皿は紙皿だったらどうでしょう!!
(ちょっと言い過ぎですが・・・)

料理の場合は、目と鼻が料理の美味しさを提供でき(耳も少し関係することもありますが)

有名なマスタリングエンジニアのスタジオは機材や部屋やケーブル、電源などもこだわっていてそこが実際は音には見えないところではあるが大切なところでもあると思います。

お任せだと金額も立ち会いと違い低価格で提供していますが、最後の場所は金銭面と相談ですがお金をかけたいところですね。

ここでミスったら後悔することもあったりします。

あるバンドは「マスタリングで失敗した」
と言って、「別のエンジニアに依頼した」
そんなことを聞いたこともあります。


では、お客様はエンジニアにどのようなことを
伝えれば良いのか??

細かな意見も良いですが、まずは抽象的な意見で構いません。

例えば、

「全体を明るい感じにしてほしい」
「もう少しキラキラしたところが見えたらいいなぁ」
「低音は、地を這うような感じで」
「左右の広がりがもう少しあるといい」
「疾走感がもう少し出ればいい」など
挙げると色々ありますが、
こんな感じのトークができれば嬉しいですね。

逆にトークはするのですがたまにいるのが、
「歌をもう少し上げてほしい」
とか「エコーを少なくしてほしい」
「ギターの音がもう少しエッジを効かせたい」

などといった場合は、
「ミックスをもう一度聞き直して音質やバランスを変えてみてください。
そのほうが、マスタリングの作業はしやすいと思います。」
って伝えたりします。

マスタリングは、基本2チャンネル(L/R)いわゆるステレオトラックなので
個々のバランスはミックス作業を完成させないといけません。
L/Rを基本いじるのが望ましいことで。

筆者の体験ですが、
昔、あるバンドは、インディーズアルバムを制作するにあたりバンドメンバーがミックスをしていて筆者がマスタリング担当していました。
そして
マスタリングをやりながら、音質を補正し音圧が上がったところで、ミックスのバランスが悪かったりするとその場でミックスファイルを開いて微調整し、そのデータをまたもらってマスタリングをする。
といった感じで、その場で
ミックス微調整
   ↓
マスタリング
   ↓
ミックス微調整
   ↓
マスタリング

といった感じの現場もありました。

もちろん、時間はかかりますが、かなり後悔のない作品が出来上がりました。
筆者もかなりなりやすい環境でした。


とはいえ昨今は、ステレオファイルをいじれるプラグインも増えてきていますが、可能か限りミックス戻れるなら戻って作業するのも良い時もあります。

いわゆる宅録派などのオールインワンでやってしまう方には、やりやすい方法でもあります。

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次にエンジニアに伝えるアイテムとして、

「既存の音源をエンジニアに聞かせる。」

これ非常にわかりやすい例えである。


人間は、言葉で伝えるという人種でありますが、その言葉が相手に100%伝わっているとは限りません。

これもよく使う例の一つですが、

「赤い色を相手に伝えてください。」
といった質問をした時に

皆さんもそうですが、{ 赤 }を思い浮かべてください.。

赤でも皆さん一人ひとり思う浮かべる赤色は、
違うと思います。

「薄い赤」も「濃い赤」も赤色は赤色で
こういう時には、画像を見せ

「この赤色」です!

と伝えるほうが早いです。

なので音源を聞かせて「こんな雰囲気・イメージ・コンプ感」などと、いった感じでやると非常に効果的かつ作業も早く進むこと間違いなしだと思います。

コミュニケーションをとることで、エンジニアは的確に音作りが出来、自分のイメージする作品に近づいていくととでしょう。

あと割と大事なことは、ミックスにもいえますが同じ曲をずっと聴くのは途中から良いと思っていたところが、逆に気になってきてしまうこともあります。
いつのまにか粗探しで聴いていることもあり得ます。
ジャッチがで出来なくなってきたら一度耳を休める事が、ゴールに近づく手段だと思います。

筆者もミックスの時、煮詰っったって耳を休めます。
散歩に行ったり
コーヒーを飲んだり
シャワーを浴びたり
youtubeを見たり
脳をリセットして聴くことでまた違った聞き方が出来ます。

「リスナーが初めて聞く」 

と言った時のイメージが大切だと思います。

曲を作っている人には難しいことかもしれませんが・・・。

脳で音が鳴っていますからね(笑)


最後になりますが、

マスタリングとは、
最終工程でかつエンジニアによっても大きく変わってしまう

と言う事を是非とも覚えておいてください。

信頼できるエンジニアさんに出会える事を。

もちろん筆者に依頼しても構いません。
コミュニケーションをとって最高の1枚を作り上げましょう!

これからマスタリングをお願いしようとという初心者の方から経験者の方まで、
またミックスのスキルアップを目指す方まで、当サイトでは「音の悩み」を責任を持って
楽曲完成までのプロセスをご案内させていただきます!

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