見出し画像

在留特別許可不許可処分が違法であっても、退去強制令書はその違法性を承継しないという国の主張を排斥した東京地方裁判所決定


2024年12月28日に以下のnoteを書きました。

裁判所の判断は

退去強制令書の発付は、在留特別許可をしない処分を受けたことを前提とするものであるから、同処分の違法性を承継すると解することも十分にありうる

決定の5〜6頁

というものでした。

この点が認められないとすると、退去強制令書の執行停止を申し立てすることは、ほぼほぼ不可能となるので、どういう結論になるか、心配でしたが、常識的な判断がされて、まずは一安心です。

【2025年2月13日追記】
当初公開時にはマスキングした決定分を掲載していましたが、諸事情により削除させて頂きました。ご了承ください。

いいなと思ったら応援しよう!