べるしい
2017年6月末、鳥取市にいます。
22年ぶりの鳥取。
降り立った鳥取砂丘コナン空港。
大学3年の夏、僕にとって最初の長旅。
名古屋から四国南側・小倉・山陰をまわった
10日間の青春18きっぷの旅。
ナオちゃん&シンヤとの3人旅。
鳥取の想い出。唯一残っているのは、
知らずに入った超大盛レストラン『べるしい』
当時は駅前だったけど、現在は移転し駅から2km。昼飯は朝兼用で早めに食べ、準備万端、歩いて向かう。一番乗りで待つこと30分。店主が店を開ける。面影あり。22年前の21時過ぎ、電車トラブルで腹ペコの僕らは大盛を注文。『今からコメ炊く』と笑顔だったオジイサンが持ってきたのは、
ドでかいグリルと3人で10合のコメ。ビックリ、のち、苦笑い。大盛の理由は『若い者にたくさん食べてもらいたいから』と言っていたオジイサン。
12年前に亡くなり、現在は息子さんが経営。
しばし思い出話&裏話、のち、ミックスグリル定食を注文。おそらく22年前と同じもの。でも、大盛はムリ。昔話で盛り上がった後の店主の『大盛、する?』には、『では、少しだけ』と答えざるを、いや、答えたかった僕。
中盛以下らしいが、このボリューム。いやいやどうして、このとおり頂きました。
鉄橋の上を走る電車を眺めつつ、腹ごなしに歩いて駅へ。このあたり、山陰"本線"は未だに電化もされず、単線。Suica等も使えず、改札では切符に駅員さんがハンを押す。再訪しても面影を失っていることが多い日本各地だが、ここはその度合いが薄い。
オブラート越しに見える22年前。
コナンが始まるもっと前の記憶。
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