流行色が決まる流れ
インターカラー(国際流行色委員会)が流行色を決めるのは24ヶ月前とだいぶ前になります。
6月の会議で2年後の春夏シーズン、12月の会議では2年後の秋冬シーズン用となります。
パリコレとかが起点になるのではなく、このようにシステマティックに作られています。
そこから日本ではインターカラーに日本代表として参加した「日本流行色協会」が世間の動向なども踏まえて1年半前に決め、ファッション業界に流行色情報を発信しています。
流行色は流行らせたい色と言うわけではなく、その年のニーズが高まりそうな色を先取りしたものになります。
流行は様々な場所やタイミングから発生し、予測するのは難しいです。
そのため、流行色を決め服などは流行色を取り入れたものを多く生産し、売れ残りがでないようにしています。