Alice in 大貫land

Alice in 大貫land、一位になりました!!!
えぐい!!!!凄すぎます!!!がちで!!!!!

学生お笑いの頃、息巻いてピンでライブに出るも、その度スベりにスベっていたのに!!!
ひっどいネタして笑いなんてほとんど起きた事無かったのに!!!
そんなに滑るものだから次第に心が折れ、ピンなんて全然やらなくなり、気づけばコンビの相方のネタに頼るようになっていました!!!

優勝なんてもちろんした事ないし、なんなら間違いなく、ピンで出演した全てのライブ、下から数えた方が早かったです!!!

一位!?!?マジですごい事が起きてます!!!

いや、もちろん、たまたま当日のお客さん方に上手くネタが伝わってくれて、運良く一位になれたのだとは承知しています。
これで完全に調子乗る程、この青天の霹靂を鵜呑みにはしないです!精進していく意識はしっかりと心に残したままです!
それでも、投票してくださった方々、本当にありがとうございました…!!!🙇‍♂️🙇‍♂️


何はともあれですが、“Alice in 大貫land、一位“に対する感激は、それはそれは深く、数日経った今でも、僕の心に温かな置き土産を残してくれています。

もし一位になれていなくても、人力舎公式アカウントのポストに、1/4(木)バカ爆のピンネタライブ出演者の名前一覧、つまりAlice inの(僕は僕自身の略名をAlice inと言っています)名前が載っていただけで、感慨深い想いになっていました。
「あんな奴が、人力舎に所属してるってコト…!?」という気持ちです。

これを見るだけで、柔らかな感覚が僕を包んでくれます。嬉しくて、当時の僕をよく知る友人(前の記事で綴ったKです)に、この写真を送ってしまった程です。

折角なので、学生お笑いの頃のAlice in 大貫landについて、お話させていただければと思います。念の為先に触れておきますが、僕は大トガりの激ヤバ人間でした。


①大学一年生の時、ここにいる誰よりも自分が1番面白いという思いのもと、お笑いサークルに入会した

それはそれは尖りまくっていました。馴れ合いをするつもりはなく、自分のお笑いで全員を黙らせてやろうと考えていました。
まずは相方探しから始まるのですが、「誰も大貫の笑いについて来れない」と謎の確信をしていて、ピンでの出演を決意しました。それがAlice in 大貫landの始まりです。
ちなみに名前の意味は、Alice(=お客さん)が、大貫land(=大貫の世界)に迷い込む、というものになります。身の毛もよだつ決意ですが、なかなかこの名前は、今でも好きです。


②ウケないのを客のせいにする

最初に出たサークルライブでは、見事最下位を取りました。
行ったネタは、サンパチの前に「ど〜も〜!」と1人なのに漫才の位置に出てきて、見えない相方(幽霊という設定)としゃべくり漫才をする、という、めちゃくちゃ怖い事をしていました。
片方(相方)のセリフが僕しかわからないので、お客さんに伝わるわけもなく、僕が急に「なんでだよ!」とか、「おかしいだろ!」とか言ってもウケるはずありません。今考えると、当時これでいけると思った意味がわかりません。
最下位だと発表された後、大トガリの僕はつい、「はあ!?客全員サクラだろ!!!」と抜かしてしまいました。もちろん、最悪の空気です。
あ、あとなんでだか覚えてませんが、このネタのオチは「もういや〜ん!はいブパパブパパブパパ〜!!!」でした。スーパーパクリすべりです。何してんのマジで。


③バトルライブ不正投票

月一くらいのペースで、学生お笑い限定のフリーバトルライブのようなものが開催されていました。割と人気のライブで、毎回30組ほどが出演していました。
僕も出るわけですが、前述のようなネタばかりしていたので、当然順位がいいはずありません。尖りまくっていた僕はその低い順位に全く納得できていませんでした。
その日もライブが終演した後、ウケなかった僕は楽屋で苛々しつつも項垂れていました。
出演者がぞろぞろと会場を後にする中、ふと受付のテーブルを見ると、お客さんから回収した投票用紙が目に留まりました。
ご想像の通りです、絶対にダメですが、僕はテーブルの傍に転がっていた鉛筆をとり、「Alice in 大貫land」の枠に何枚か○を付けました。そして僕は鼻息を荒くしながら、会場を出ました。
これってそういう法律がないだけで、もはや犯罪じゃないですか??こんな奴がのさばっていいはずありません。
しかもそこまでしたのに、結果発表のツイートを見ると、30組中26位とか。犯罪を犯した上に、この体たらくです。いいところが何もありません。


このように、学生の頃のAlice in 大貫landはめちゃくちゃやばい奴だった記憶です。
今コンビを組んでくれている相方に感謝です。もし僕がひとり、当時の状態で養成所に入っていたら、誰も口を利いてくれなかったに違いありません。ある意味、「自分が尖ってるだけのヤバい奴」と自認できたのは、学生お笑いでの恩恵と考えても良さそうです。


いずれにしても、この間のライブは晴れて一位になり、上位ライブに出れますし、R-1予選の出演も決まっているので(1/10か11の予定です!)、ピンもできれば頑張っていきたいと思っています!一過性のやる気かもわかりませんが、継続させられるようにしたいです!


一応お伝えしておきますが、今はヤバい奴じゃないので安心してください!
ウケなかったらその事実をしっかりと受け止め、ウケれば驕る事なくささやかに自分を褒めます!なので安心してください!
今はヤバい奴じゃないです!自己評価なので信憑性ないですが!!


不束ですが、今後とも応援の程、宜しくお願い致します!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?