【感想・書評】『君はどこにでも行ける』のグッときたところベスト3
『君はどこにでも行ける』の感想・書評を知りたい
どんな人におすすめなのか、知りたい
この記事でわかること
『君はどこにでも行ける」のグッときたところベスト3
読んでから変わった3つのこと
どんな人におすすめなのか、口コミ、動画
本書の流れ
日本がいかに安くなってしまったのか
世界との比較
日本・東京の素晴らしさ
ヤマザキマリさんとの対談
本記事は、堀江貴文さんの「君はどこにでも行ける」の感想・書評です。
堀江貴文さんの視点で各国を解説されています。
「タイ、インド、チリ」はおもしろかったです。
ヤマザキマリさんとの対談では、イタリア人の仕事に対する考え方もわかります。
イタリア人の自己肯定感が強い理由がわかりました。
30冊読みました。
» ホリエモンのおすすめ本30選まとめ【没頭思考をインストール】
【感想・書評】『君はどこにでも行ける』のグッときたところベスト3
グッときたところベスト3
1位:目の前のことにとことん向き合っていればいい
2位:好きなことを突き詰めれば生きていける
3位:自己否定とか、意味わかんない
1位:目の前のことにとことん向き合っていればいい
ヤマザキさんは、堀江さんと同じ考えを持っています。
ひたすら目の前のことに没頭する。
先のことは考えない。
起こっていないことに悩まない。
何も心配しない。
なるようにしかなりません。
休職していますが、先のことはわかりません。
何も見えません。
これから先のことを考えると不安です。
「先のことを心配せずに、目の前のことをやる」という声が聞こえてきます。
できることは5つ
読む
書く
走る
遊ぶ
旅をする
シンプルなものにたどり着きます。
これから先どうなるのだろう?
休職期間が終わる頃には何が待っているのだろう?
わかりません。
誰にもわかるわけがないのです。
できることをやるだけです。
第2位:好きなことを突き詰めれば生きていける
堀江さんのいつものメッセージです。
好きなことだけやる。
嫌いなことはしない。
「このメッセージを届けるのが使命」と言わんばかり、さまざまな本で述べています。
旅行会社の会社員として19年8ヶ月、営業をしてきました。
言うなれば「表」の世界です。
休職して人生について考えるようになってから、2足のワラジを履くことを考え出しました。
表の世界:添乗員
裏の世界:ブロガー
ただ堀江さんの本を読んでいると表裏を行ったりきたりするよりは「裏の世界に大きく舵を取ったほうがいいんじゃないか」とも思えるようになりました。
「中途半端は良くない」と思えたからです。
好きなことをやる。
嫌なことはやめる。
迷ったら、シンプルな原則に立ち返ればOKです。
答えは「やってみて、嫌ならやめる」です。
第3位:自己否定とか、意味わかんない
「生まれてきてくれてありがとうね」は、うちの奥さんが子どもによく言ってます。
良い言葉だったのです。
考えてみれば当然です。
何もしてなくても感謝されるのです。
何もしなくても受け入れてくれるのです。
子ども時代にかけてもらえなかったからこそ、家に帰ったら同じ言葉を子どもにかけてあげます。
「生んでくれてありがとう」も嬉しい言葉ですね。
イタリア人は生まれてから死ぬまで、ずっと親から「生まれてきてくれてありがとう」と言われて育ってきていると聞きました。
自己肯定感が強いわけです。
今日、子どもに言ってみました。
「どういたしまして」とのこと。
明日も言ってみます。
読んでから変わった3つのこと
その①:旅行の前に本書を読む
その②:「生まれてきてくれてありがとう」と伝える
その③:旅行記の書き方の参考にする
その①:旅行する前に本書を読む
予備知識になるからです。
2015年発売の本とはいえ発売当時と実際に旅行したときの比較で変化や違いが楽しめます。
「本書ではこんなことが書いてあったけれど、今はこうなっていた」など。
その②:「生まれてきてくれてありがとう」と伝える
理由は自己肯定感の強い子どもに育って欲しいから。
自己肯定感は健全なメンタルを保つのに役立ちます。
どんよりしたメンタルをキープして欲しくありません。
»【感想レビュー】ひろゆきの『無敵の思考』はメンタルが回復する本
その③:旅行記の書き方の参考にする
「旅行記の書き方」にフォーカスすると学びがあります。
グイグイ惹きつけらます。
ただ読めば読むほど「予備知識=ニュースや歴史に精通しておく必要がある」と感じました。
勉強あってこそ世界は面白くなるからです。
これから旅行する人におすすめ【口コミ、動画】
おすすめできる人、おすすめできない人
こんな方におすすめ
堀江貴文さんの旅行記を知りたい人
堀江貴文さんの各国に対する考えを知りたい人
堀江貴文さんとヤマザキマリさんの対談を知りたい人
解説されている国は以下です。
シンガポール、中国、韓国、台湾、タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、バングラデシュ、インド、インドネシア、アメリカ、スペイン、オーストリア、デンマーク、イスラエル、チリ、ペルー
旅行する人は事前に読んでおくと発見があります。
「世界各国の最新事情を知りたい人」にはおすすめできません。
2015年に発売された本です。
新しい情報を知りたい人にはおすすめできません。
「こんな考えもあるのね」という驚きを得たい人には読む価値があります。
目次・書籍情報
第1章.日本はいまどれくらい「安く」なってしまったのか
第2章.堀江貴文が気づいた世界地図の変化
第3章.堀江貴文が気づいた世界地図の変化<欧米その他 編>
第4章.それでも東京は世界最高レベルの都市である
第5章.国境は君の中にある
特別章.ヤマザキマリ×堀江貴文[対談]
書名 「君はどこにでも行ける」
著者 堀江貴文
単行本 256ページ
出版社 徳間書店
発売日 2016/3/25
悪い口コミ3つ、良い口コミ6つ
Amazonの口コミ(計93個)の悪い口コミを3つ、良い口コミを3つを要約します。
Amazonの悪い口コミ3つ
旅日記と主観ばかり。数値的な根拠が無く、違和感がある。
思いつきと僅かなデータから構成されていて、作りが雑。
自己啓発部分は期待していなかった。海外旅行部分も手抜きです(海外に行ったか怪しい)。
すべて堀江さんが書いたかどうかは疑問です。
変わらないものを求めている人には不要な本です。
「読んで楽しい」以上を求めると辛いかもしれません。
Amazonの良い口コミ3つ
一国あたり数ページなので読みやすい。旅行記としては面白い。
日本の立ち位置や問題点を書いてあり、急成長の国々の現状もわかる。
著者の視点を知ると言う意味で★5つです。
そう、旅行記としてはおもしろいです。
「誰の視点」かが大事です。
堀江貴文さんの視点が学べる本です。
» Amazon「他の口コミ」
まとめ:堀江貴文さんの視点で、旅をしてみる
グッときたところベスト3まとめ
1位:目の前のことにとことん向き合っていればいい
2位:好きなことを突き詰めれば生きていける
3位:自己否定とか、意味わかんない
行ったことのない国の事情がわかるのはメリットです。
デメリットは「2015年の内容」です。
しかし以下のように思えるのは脳に心地良い刺激です。
「あ、こういう事情があってこんな発展をしているんだ」
「ラオスはタイの隣の国なのに、こんなにも活気に差があるのね」
「日本はだいぶGDPの順位を落としたけれど、まだまだチャンスはあるよね」
本書には「ちょっとGoogleマップで気になる国を覗いてみようか」と思わせる力がありました。
以上です。
P.S. 堀江さんの視点を持ちながら旅行すると楽しいです。