「説明の順番」を変えるだけで、わかりやすくなる
✔︎ 説明下手
・言いたいことがまとまってないわわかってない→伝えたいことと、相手に意味あるか、難しすぎないか易しすぎないか、その順番で届くか
・相手の理解度に合わせた説明ができてない
・何をどの順番で説明するか考えてない、考えた順番で説明する→相手が聞きたい順番を考える
✔︎ 相手の思考や立場、理解度をを意識する
✔︎ わかりやすい説明の順番
1.自分主導の説明
2.相手主導の説明(問いに答える)
基本の順番(自分主導)
1.前提をそろえる
(前提情報が共有できているか、相手の知識レベルはどれくらいか、今回はどこまで話すか、伝えるか)
※専門外の方には小中学向けに話す
※話の範囲をそろえる(スコープ)例:この部分だけお話しします→期待値の調整
・打ち合わせ時間が短いので説明しきれない
・取扱情報が多すぎるから絞って説明したい
・対応しなければならない課題だけに時間使いたい
2.結論、主張、本質
・聞き手に期待する行動を伝える(どんな意識で聞けばいいかわかる)
・本質とは(要するに、つまり、一言で、端的に、シンプルに、すなわち)
3.根拠、理由、事実
・これから理由を伝えることを示す
・理由はできれば3つに絞る
・理由や根拠は客観的事実で構築する(数字、信用できるデータ)※どれだけ事実を調べられるかで強くなる
4.補足情報
・根拠の根拠
・根拠を補足する背景
・豆知識
5.結論、相手に促したいアクション
まとめる
相手主導
・大きいポイントから小さいポイントの順番
・相手が知りたいのは「解釈」か「事実」か
・事実の場合は、客観的なものを選択
意見→事実、事実→意見
長くても伝わる説明の条件
1.優先順位をつけて、捨てる
2.本編と補足情報に二分し、本編以外は捨てる
3.不要情報とわかれば途中で省く
説明したいことではなく相手が知りたいこと
説明前に思考をまとめる4ステップ
1.相手の知りたいことを明確にする
2.自分が伝えたいことを明確にする→どう動いて欲しいのか
3.情報のギャップがないか確認する
4.ギャップを埋めるために何が必要か
・自分の情報を補強する
・相手の期待値をコントロールする
✔︎
・サマライズ(要約):文章を短くシンプルにする
→余計な言葉を省く
→短くまとめられる言葉を探す
→参考情報を削る
・クリスタライズ(結晶化):本質を表すキーワードを選び取る
→本質は一つではない=絶対的な正解はない
→言うべきこと、伝えるべきことを決めて、適切なキーワードを探す
→キーワードは作り出してかまわない(語源、発祥の地、銀ブラリスト)
※文章が長くても伝わることが大切
説明の情報をまとめる技術
1.経験した・考えた順番ですべて書き出す
2.伝えたいことに印をつける
3.印部分を固まりとしてまとめ直す
4.固まりについて、再度文章を書き起こす
5.カタマリの並び順=説明順序を決める
相手の理解度を整理する
・地図(全体像→どこまで考えればいいのか、現在地→どの部分を話しているのか、地点登録→複数の論点の関係性)
※作り方(筋道→小さな地図、全体→大きな地図)
・質問→相手が本当に求めていることを探す
※自分が弱い立場→相手が求めているもの
※自分が強い立場→過去の自分を思い出す
・フレーム→もれなし、ダブりなし
響く説明で大直なこと
・調べる、端折る、粒度を合わせる、メールは条件分岐
✔︎ たとえる力
1.相手が理解しているもの
2.ちゃんと似ている
3.意外性がある