開発者はつらいよ 〜プロダクト編〜
我々はマッチングのヘビーユーザーでありながら、マッチングサービスの開発者でもあります。
そんな私たちがこの業界で働いて約1年、想定外に当事者になってしまっている話をします。
今回は、ブルの仕事中に起こったことを話します。笑いながらコーヒーでも飲みながらサクサク読んでください。
【このラジオのパーソナリティー】
午後ちゃん(@no___noon)
マッチングアプリのマーケティングチームのデザイナー。次回は私の話です。
ブルちゃん(@aono099)
マッチングアプリのプロダクトデザイナー。今回は私の話です。
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競合調査のせいで突然死
あらすじ
コーヒーの人と数回デートを重ね、(省略)そして関係が終了しました。コーヒーへのこだわりがすごく、豆の焙煎からはじめる人だったので、あだ名が「コーヒーの人」です。
そんな香り高い人と終了してから3日後のこと。
ブル:さっき仕様すり合わせMTGで流れで「TinderのUIってどうなってましたっけ?」と聞かれ、何も考えずに画面を開いて見せたら、コーヒーの人にマッチ解除されてることを知って、死んだ。
(※何も操作してないのに相手の履歴が消えてると、相手からマッチ解除されてることになります)
午後:仕事中にそういうの気づきたくなさすぎる。
ブル:仕事が地雷〜〜。退会退会。
午後:仕事地雷だよね、わかる。
マッチ解除後、またカードスワイプに相手が表示され…
ブル:コーヒーの人、マッチ解除後にアカウントのABテストしてるぽくて
A)偽名+年齢詐称+性癖を書いたプロフ
B)本名もじったやつ+年齢本当+真っ当そうなプロフ
が、カードスワイプに出てきてとても面白かった。
(※ABテスト:違うパターンのものを同時に配信しどれが効果よかったのかを検証すること)
午後:がっつりちがうABテストだ。
ブル:CV(コンバージョン)聞きたい〜〜〜出会えたやつの違い知りたい〜〜〜。
午後:わかる。
ブル:マッチングアプリ作ってるって言えばよかったな。
(※開発者だと明かすと、俺のことはサンプリングなの?と怒られた過去があり、言うタイミングは選ぶようにしています)
午後:情報欲しいよね(笑)(※わたしも敵情視察?と言われたことがあるので最初は伏せます)
ブル:そうそう、結果だけ聞きたい。プロフ写真もね、微妙に違うの。
A)は元カノが撮ったのかなぁの少しイケメンに見える写真
B)はいい人なんだろうな〜のほんわかした写真
こういう精神がアプリで生き残る術なんやで。
午後:ABテストしようという考えが普通あんまりないので、そもそもそこに至った理由も聞きたいわ…。
ブル:コーヒーの焙煎方法やら産地やらブレンドなどのこだわりようがすごい人だったし、ソフトクリームにハマったときも食べ比べしまくってたらしいので、マッチングに面白い!ってハマったのかもしれない。
ユーザーインタビューしたいなぁ。する前に終わっちゃったな。
午後:へえ〜。コレクター気質に近い感じ。攻略するのが好きなのかな〜。そして攻略勢にあったとき興奮する開発者。
ブル:開発者は性癖が違うね(笑)
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開発者でありながら当事者
ブル:崇拝している坪田さんが、ツイッターで「公私混同して市場環境もサービスも両方改善していく姿勢もCXOひとつのミッションなんだろうな」と仰ってて、当事者になるのもいい話じゃん、と思いました。
午後:確かに混同しまくってるな。混同しててつらみだったけど混同して良いと思えました。
結論:公私混同しながら頑張って開発しています!!!
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次はみんなが楽しみにしてる、午後ちゃんの話!
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