異変は突然訪れた
このnoteを書き始めたきかっけが 人生初の入院と前回書いた。
今日は退院できるかどうかの大事な日。
13日に地元のクリニックで採血をした時の結果がこれ↓
結果が出るまで ４～5日かかりますので～ と言われていたのに、
翌日の昼に先生から慌てて連絡が来たので、これは何かがあったなと察した。
そして 悪い予感は的中。
お分かりになるだろうか？
GOT数値 １８４５！ 正常値１０～４０
GPT数値 ４３８１！！ 正常値５～４５
γーGTP数値 ５８９！！！ 正常値79以下
正常値の100倍も出ている数値が、、、
先生は即入院したほうがいいので、地元の総合病院が入院できるかすぐに確認しますといって手配をしてくれた。
変調は5月8日に 徳之島の家族に会いに行った時に突然起こった。
その日はお昼ごろ島に到着し、妻とお昼を食べ、子供たちの帰りを待っていた。
子供たちが 学校からみんな集合して、わいわいやりながら 産まれた子犬を我が家に譲ってくれるというカフェに向かうことにした。
このカフェでスパイスの効いたカレーと、同じくスパイスの効いたハイボールを3杯頂いた。 そう 何を隠そう私は無類のお酒好きなのである。
かといって、毎日 大酒を飲んでいるかとそうではないし、毎年受けていて、昨年12月に受けた健康診断でも特に問題はなくAだった。
食事をし終わったその時、どっと疲れが出て、すごく眠気が襲い、
今日は朝3時起きで電車移動・飛行機移動も重なり少し疲れてるのかな～
ぐらいの感覚で早々に帰宅し就寝。
翌日も平日だったので、子供たちを学校へ送り出し、妻も仕事へ、
お昼からまた合流することになった。
お昼ご飯を 食べると またどっと疲れと眠気が。。。
何かおかしい。 疲れが取れてないのかな～と。
夜は たこ焼き・お好み焼きを食べようとのことでお店に行くも、
いつもなら頼むビールに手が出ない。
全く飲みたくない。というか 飲むとやばくなりそうな気配を感じた。
（本当に飲まなくてよかった。その時の俺nice）
そして、またどっと疲れが出て、眠気が襲い、帰宅後すぐに就寝。
翌日、同じようなルーティンで、お昼までの時間に隣の畑で菌ちゃん農法のための畝を調整（この農業についてはまた改めて詳しく書きます。）
結構 汗だくで重労働（今思えばよくあの数値で動けたなと思う。）
11日の朝の便で 埼玉に帰らなければならないので、
10日の夜の晩餐は 子供たちの好きな物を食べに行こうということで
大好きな 徳之島の亀津にある くるくる寿司さんへ。
そう 今風に言えば 回転寿司というのであろうか。
この時も 全くお酒を飲む気になれず、お寿司もシャリの上のネタを少々のみと粉末抹茶を４，5杯。
それでも帰りの車は ぐったり。。。
これは あかん！ 何か糖分をとったら血糖値が上がりまくって、これはもしや 糖尿病の前兆か！などいろいろ不安がよぎり、子供たちは家に帰って
一緒に映画を見ようとせがむも、無念。。。 寝落ちてしまう。
翌日は 子供たちは学校で、長男だけがずる休みをしてくれて、
妻と一緒に私を空港まで送ってくれた。
せっかく 島にきて家族と会ったのに ゆっくり子供たちとも時間が取れず、不完全燃焼と申し訳ない気持ちが入り交じった。切ない到着。
搭乗口に入る別れ際 長男が 父ちゃんこれ！と言って 渡してくれたのが
これ↓
さりげなく 渡してくれた長男からのお土産。
空港の売店で内緒でさっと買ってくれたらしい。
涙がでそうになるほど嬉しかったが、体は辛かったが気丈にふるまった。
これが今となっては 大切なお守りとなった。
そういえば 子供の家族構成を書いてなかったので、ここで書こうと思う。
長男 中学校2年 12歳
（発達障害で 中学校は地元の特別学級に通う予定だったが、縁があり、中学校1年から徳之島の中学校に通っている）
次男 小学校5年 10歳
（昨年の10月まで、私と二人暮らしを埼玉でしていたが、8月に2度目の徳之島を訪れた際に、気持ちが引っ張られ、4月から徳之島の小学校に通うことに 島人になるまで帰らない宣言をしている）
長女 小学校1年 5歳
（徳之島に訪れたときは、島の幼稚園に通い、今年からピカピカの1年生）
次女 保育園 2歳
（日に日に狂暴化している 兄泣かせのおてんば娘）
あと
ハーク（葉を食べるから葉ー食らしい）という名の ヤギ 1頭
にわとり 4尾が 今のところ家族である。
そして、前述の経過をたどるわけだが、
少しでも 何かの不調を感じたらすぐに 恐れず、血液検査をしたほうがいい。
私は 食べ物にはある程度気をつけていて、運動も毎朝の筋トレと週2回のキックボクシングを欠かさなかった。
健康診断ももちろん毎年行い、少しでも痛みなどを感じたら精密検査を受けていた。
それでも、その時は突然やってくる。
総合病院で、再度の採決をして、先生からの診断を受ける時は ”死”が本当に頭をよぎった。
もし、肝臓がんと言われたら、、 もし、肝硬変や劇性肝炎になってしまったら、、
などなど
死が すぐ隣に潜んでいると改めて感じた。
今回 入院して、会社の人にはいろいろ迷惑をかけてしまったけど、
自分自身のことや周りのことや色々なことを改めて考える貴重な時間をもらったと思った。
そして、健康に勝るものはないと。
人の人生を80年とすると
睡眠に27年
食事に10年
トイレに5年の時間を取られているという。
自由な生涯時間はたったの38年。
その自由な時間には
もちろん仕事をしている時間も含まれる。
病気で入院したら、さらに自由な時間は削られる。
毎日 朝起きて、寝るまで何気なく過ごしてしまう
ことのなんてもったいなさ
1日1日 生きていることの感謝と、
どう人生を楽しむか
仕事・趣味・人間関係 色々あるけど
すべてに意味があると思って、
その時間を噛み締めたい
そして、何より 健康な体でいなければ。。。