3. ホテルステイでがっかりしたくない自分が行きついた考え方
以前ツイートでこんな投稿をしました。
個人的に、ホテルステイする際は期待値をハード(眺望含む)に全振りしてホテル、部屋を選んでいる。ホテルブランドはどうでもいい。今回はその理由を書きたいと思う。
ホテルステイでがっかりする要素
ホテルに泊まる時に客室数なんて気にしたことないという人がほとんどじゃないかな。
個人的にはホテルステイで気晴らしするつもりが逆にストレスを持ち帰った経験がある人にはぜひ振り返ってみてほしいんですけど.....なんでした?
私の経験上はハード面よりもソフト面でガッカリさせられたことが圧倒的に多かった。ソフト面、つまり接客やサービス・ホスピタリティってやつ。
これに関してはタイミングや混雑状況や接客したスタッフによって運次第としか言いようがない。まぁ、中には常連客でそのホテル内のスタッフに周知されている様な方であれば、そんなぁことはないと言われそうですけど笑
どんなに著名な高級ホテルだとしても、大規模なホテルになるほど接客品質を高いレベルで維持するのは至難の業。繁閑による振れ幅も大きくなるので細部までマネジメントすることは非常に困難だと思う。
プロダクトと同じで構成する部品が多くなるほど、複雑になればなるほど故障率は上がりメンテナンスは楽ではない。部品というと失礼ですがホテルにかかわらず組織論として考えた場合、そうじゃないかな。
結局、ひとりのスタッフがひとりのゲストに裂ける時間には限界があるし、大規模ホテルはスタッフ数が多いため教育、マネジメントの面でも接客品質に大きくバラつきが生じることは仕方ないこと(客はあきらめる笑)。
ソフトには期待しない
だから、ソフトの部分は神様のような常連客でなければ笑、期待しちゃいけない。こんなもんは完全な水物。
そんなアウトオブコントロールなリスクはできるだけ排除したいので、混雑時期を避けるのはもちろんのこと、ホテルの規模感(客室数)も重要な要素。(できれば婚礼など宴会施設がない、レストランが過度に多くない方が好ましいけど一旦ここでは置いておく)
主要な外資チェーンは、首都圏(東京23区、横浜市)で見た場合、客室が100を切るようなコンパクト領域では現状存在していない。東京エディション銀座(2022年開業)、ブルガリホテル(2023年開業)はそのポジションに入るが、価格はかなり高くなることが予想される。
※最低価格は「一休」より、繁忙期ではないある週末のレートを参照
大手外資チェーンにはない個性的なコンパクトホテル
しかし、それら主要外資チェーン以外の日系を中心としたホテルは大手外資と競合を避けるためか、このコンパクトの領域で多く存在しており、差別化から個性的なハードを有するホテルも少なくない。星のや、アマン(シンガポール系)といったスモールラグジュアリーは言うまでもないけど、リーズナブルな価格帯でそういったハードを提供しているホテル。
実際にいくつか宿泊した結果、何も考えずに有名どころの大規模ホテルに泊まるのはヤメタ、やーめた(それまでは、各ホテルグループのステータス戦略で上手いこと囲い込まれてた感はある笑)
3-4万円だしてウェ〇〇ィン泊まるなら、その価格以下で恵比寿ホリックのペントハウスに泊まった方が非日常で満足感は高かった(あくまで個人的見解。何を求めるかによっても異なるとは理解している)恵比寿ホリックは家の近所だけど景色がまるで違うのだから非日常を味わうに距離は関係ない。
ソラノホテルも立川にありながら、リゾートさながらのインフィニティプール、部屋のテラスからの眺望など東京都内とはとても思えない環境だった。これは都内の大手チェーンでも提供していない圧倒的な個性。
ステイタスやブランド信奉が視野を狭くしている(もう少しだけ書くつもりです)