パリオリンピック開幕。〈金以上の銅メダルの価値を見た〉
7/26 パリオリンピック夏季大会が開幕しました。
男子バレーと男子バスケットボールの初戦を見、柔道48キロ級女子と60キロ級男子もテレビで観戦しました。
角田夏実選手 見事金メダル獲得おめでとうございます。決勝戦はスコーンと決まったので、観ていてすっきりしました。
男子60キロ級 永山竜樹選手。
見事な銅メダルでした。
ご存じの方も多いと思いますが、永山選手は準々決勝で相手選手に不当な負け方をしています。(格闘技でもボクシングでも、待てがかかれば即技を解かなくてはいけません。)
試合終了後、相手選手の握手を永山選手は
拒否しました。
そして、抗議もかねてしばらく畳に居すわっていました。
結果として その結論が覆ることなく
永山選手は敗者復活戦に挑むこととなりました。
悔しかったなかでの
あの立て直しが、見事でした。
銅メダル獲得後のインタビューで永山選手は
「親や妻、子供が観に来ているから手ぶらで帰るわけにはいかない」と、くり返し言っていました。
わたしは、永山選手がとった銅メダルは
もはや金メダルを越えたものだと思っています。
悔しさ、もどかしさ、大事な家族のために
もぎとった証。
銅メダルひとつに、永山選手の叫びが
たくさん 詰まっているように感じます。
角田選手も永山選手も 堂々と
胸を張って日本に帰ってきてほしいと
思います。
まだ五輪が始まったばかりですので
これからまたどんなドラマがあるのか
楽しみです。
ここまでお読みいただきまして ありがとうございました。