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第8話_なぜ、同じ言葉でも伝わる人と伝わらない人がいるのか
僕は、僕に見えている「青空」を伝えたいと思っている。
簡単な言葉ほど伝えるのは難しい。
「青空」という誰もがわかる言葉でも、その青さや、太陽や雲はあるのか、といったことを伝えていかないと相手には伝わない。
もっと言えば、どんなに言葉を駆使しても100%同じ「青空」を言葉で伝えるには限界がある。
ただ、言葉しか想いを伝える手段がない。だから、その限界を知りつつも言葉を紡ぐ。
同じ言葉でも、軽いと感じる人、心に染みる人がいるのは誰でも経験しているだろう。それは、その人の経験に裏打ちされた言葉かどうかかが違いなのだと思う。よくこのようにも言われる。
何を語るかより、だれが語るか。
多義的な言葉も、その人の経験に裏打ちされ、言霊となった時、一意の言葉になり、それは、
「あの人の言葉」「あの人なりの言葉」
と言われるようになる。
だから、私は息子に、私の言葉を伝えたい。
私の見えている「青空」をこどもに伝えたい。
このことは、高校くらいから思っていたことだが、その想いを言ってくれてる!と思った本に出会ったので、今日はこの本を紹介します。
「言葉にできるは武器になる」
以下引用---
「伝わる言葉 」を生み出すためには 、自分の意見を育てるプロセスこそが重要であり 、その役割をも言葉が担っているのである。
言葉が意見を伝える道具ならば 、まず 、意見を育てる必要があるのではないか ?
「伝わる言葉 」を生み出すためには 、自分の意見を育てるプロセスこそが重要であり 、その役割をも言葉が担っているのである。
発言や文章といった 「外に向かう言葉 」を磨いていくためには 、自分の考えを広げたり奥行きを持たせるための 「内なる言葉 」の存在を意識することが絶対不可欠である。
「思考の深化なくして 、言葉だけを成長させることはできない 」
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