<スキー>クラウンプライズ取得記④クラウンプライズ取得
スキー検定2級からクラウンプライズまでの取得記。
最終話クラウンプライズ編です。
ただ漠然と「1番上だから大学生のうちにクラウンプライズを取ろう!」と思って3年。
テクニカルを取得し、クラウンプライズにチャレンジする資格を得ました。
しかし、テクニカルとクラウンに求められていることの違いがいまいち分からない。
大学3年生でテクニカルプライズ取得後はタイミングが合わずクラウンを受験できなかったが、
分からないのであれば取りあえず受験して何が足りないか?を勉強するしかない。
(テクニカルプライズはプラス6点だったし、すぐ取れる?なんて甘い考えも)
ところで、何故比較的順調にスキー開始から3年でテクニカルまで至ったか。
要因は2つ。
①当然ですが、たくさん練習しました(年間滑走日数は100日以上)
②カービングスキーの出始めにより、スキー技術体系が大きく変わった
特にノーマルスキーの癖もなかったので、比較的すんなりとカービングスキーの技術に入り込んだと思います。
さて、話を戻して。
最初のクラウンプライズ受験は2001年1月中旬。
場所は栂池高原。
天候は大雪。視界10メートル。
腰までの深雪に、なす術なし。
自慢のカービングなんてもってのほか。
マイナス10点くらいをたたき出しました。
初回の受験は散々でしたが、この受験は自分の中でなかったことに。
(ただ、クラウンプライズホルダーとしてはどんな条件でも巧く滑ることは大事ですよね)
で、1週間後に野沢温泉にて2回目の受験。
天気快晴。
バーンコンディション最高の超カービング日和。
が、1種目めの総合滑降で、、、、
まさかの転倒・・・・・・・
ガーーーーーン。
かなり自慢の滑りだったのですが、ゴール直前で一般客がフラフラとコースに侵入してきて、
超スピード滑走中で、無理して避けてがっちり吹っ飛びました。。
また不完全燃焼か!?
検定員にも励ましてもらい、何とか気持ちを立て直す。
大回り、最高。
小回り、最高。
コブ、まあまあ。
ポール(当時はポールがありました)、微妙。
ドキドキしながら結果発表。
なんと、
「合格!」
フラット合格でした。
転倒のマイナスを大回り、小回りでカバー。
クラウンプライズ合格は、達成感に満ち溢れました。
スキー初心者が4年目でクラウンまで取れたこと。
スキーを始めた時の個人的目標を達成できたこと。
クラブの歴史の中でも数少ない(二人目)のクラウン合格。
何より、慕ってスキーに真摯に取り組んでいる後輩に形で証明できたこと。
カービングスキー技術が成熟されていなく、なんとなくラッキー合格な気は
今でもしてますが、合格すれば官軍ですね。
その後、東京都予選、岩岳と出場しましたが、燃え尽き症候群か、全く結果出ず・・・
ただ、あの達成感は今でも良い思い出です。
クラウン取得まで総滑走日数約300日。