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いつからゲイなの? PART 2

周りの人間に包み隠さず
ゲイであることを
オープンにしている僕が

一番聞かれる質問

「いつからゲイなの?」

の質問に答えていくコーナーPART 2


回答:生まれた時からです
以上

…なんですが

自分がゲイだと気付くまでには
実際ものすごく時間がかかっていて
自覚できたのは高校3年生の時。
これはそれまでの経緯を
記載したブログになります。
*幼少期から中学生までのことは
    PART 1にて記載してるので
こちらからどうぞ↓


【 彼女ができる 】

おいおいお前はゲイだろうが
彼女ができたってどうゆうこと?

混乱する見出しすません
いやでも実際にできたんす。

男性の方にドキドキしたり
ムラムラしたりはしていたものの

LGBTQという概念を知らなかった
(教えられなかった)当時の僕は


「まだ自分は恋愛を知らないだけ」
「女の子と付き合えば女の子の魅力が分かるはず」
「今はちょっと変な性癖持っちゃってるだけ」
「ホモとかオカマとかみたいな俺は
”アッチ”側の人間じゃねぇし」

こんなふうに思い込むことで

「女の子と付き合えば男にドキドキする
自分とはおさらばじゃい!」

と思ってましたね。
当時の俺に残酷な現実を教えよう…

無  理  で す よ(^ω^)

− きっかけ −

高校3年生の時、アルバイト先で一緒に働いてた子
(以後Aちゃんとします)のことを
「あの子可愛いよね〜」とバイト先の
男先輩に僕が話していました。
その時ちょうどAちゃんも
僕のことを気にしててくれてたみたいで
それを知った男先輩が
キューピットしてくれて

「あれ?両思いってこと?」
「んじゃー付き合う?」

って流れでした。

− 人生初彼女。その時の心境は?−

「やっと俺にも彼女ができた!
    これで俺もイケてる側の人間だ」
という嬉しい気持ちが30%
「これで本当に女の子が
   好きになれるのだろうか…」
という不安な気持ちが70%

Aちゃんと付き合うことが決まった日の夜は
素直に喜べない、
すごく気持ちが悪い感情だった
ことを
今でも鮮明に覚えています。

そりゃそーだ
いつだってドキドキするのは男の方だもん

だけど「俺は違う…俺は違う…」
と思い込みたい自分が強かったんだろう
この時の葛藤は多分一生忘れない。
だからこの日は
「ほんとうにこれでいいのだろうか…」
という漠然とした不安で
全然眠れなかった…

【友達以上に見られない】

付き合ってからというもの
デートをちょくちょく
するようになりました。
しかしどうしても彼女のことを

友達以上に見ることができない

触れたい
キスしたい
もっと一緒にいたいとか…
そういう感情が
マジで一切出てこない

逆に「好きにならないと!」
という謎の義務感を必死で出すのに
気を使ってばかり。
一緒にいてもそんなことを考えてばかりで
ぶっちゃけそんなに楽しくなかった…

「あれ…付き合ってみても
    全然好きになれないじゃん…」

デートをするほど違和感は
日に日に増していくばかりでした。

【初めてのお泊り】

付き合い始めて1ヶ月も経たない日だろうか?
「泊まりに行ってもいい?」
ある日Aちゃんからそう聞かれたため
「いいよー😀」
と簡単にOKしちゃいました。

今考えるとほんと…ごめん

これまでのデートで
手を繋ぐことすらしなかった自分
何も手を出さない彼女が
痺れを切らしたうえでの一手なのか
本当のことは分からないけど、なんにせよ
女の子の方から「泊まりに行っていい?」
と言わせるとは…(笑)

しかも当時のボクは
お泊り=ヤるかも
なんてこと1ミリも想定してなくて
「俺ん家にそんなにいたいのかー」
ぐらいにしか考えてないアホでした

 −ヤバい男? −

お泊り当日
他愛もない会話をしてたらすっかり夜に
べットで二人寝そべる
一緒のベットで距離はほぼゼロ
電気を消す
そして自分は…

な  に  も  せ  ず  就   寝  

…しちゃいました 笑

「こいつ…マジか!?」
って思われたんだろうなぁ…

この日以降彼女が
僕から距離を取るように
だんだんと話さなくなり
会わなくなり
そして2週間くらいで
自然消滅という形で別れました。

今考えると絶対「あいつやばいよ!」
って女子友に言いふらされてるんだろな
恥ずかしい…

【別れた後】

Aちゃんと別れた時

「付き合っても女の子を
   好きになれなかった…」
という気持ちよりも

「これでやっと無理しなくていい…」

という安堵の気持ちの方が大きく
なぜか僕はホっとしていました。
しかし今回の件で

”女の子と恋をすることができない”

とはっきりと確定してしまった事実に
「俺はこれから先どうすればいいだろう…」
という不安を抱えるようにもなりました。

そしてそんな自分にとうとう
自分がゲイだと自覚する日がやってくるのです
なぜ自覚できたのか?
その時の心境はどうだったのか?
次回PART 3はこちらにて↓



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