【ゲイのあなた】自分から敵を作ってないか?対話の重要性
先日4年前話題になったハイネケンの動画を久しぶりに
見て、対話の重要性を改めて感じたので
クローズドゲイ当事者に向けて
自身の体験を踏まえたアドバイスを記載したいと思う。
【 ハイネケンの実験動画 】
まずはこちらの動画を見てほしい
5分程度なのでサクッと見れます
異なる価値観、というより
おもいっきり対立した価値観の二人組のペア
最初は素性を知らないまま共同作業(バーの組み立て)をする
ある程度仲良く言葉を交わせるようになった最後に
お互いのプロフィール動画を見て
相手が自身と対立する価値観の人間と知る。
ハイネケンのビールを飲みながら対話をするか
去るか
という実験動画
4年前。まだクローズドゲイ状態の時に見た感想と
オープンリーゲイ状態の今見た時で
共感具合が全然違ったのでその心境をシェアしたく
本記事作成に至りました。
【 自分から敵を作っていないか 】
クローズドゲイに向けて本記事で
一番発信したいことは
自分から敵を作っていないか?
ということ。
クローズドゲイ時代の自分を思い返してみると
自ら敵を作っちゃってる場面多かったんですよね
みたいな感じ。
こういうこと言ってくる人だから
どうせ理解してくれないでしょ?
という勝手な推測で
自分から敵を増やし、苦しんでませんか?
【 ”知ってから”の判断が大事 】
上辺の付き合いの時点ではどうしても
判断材料が言動のみになってしまう
だからそうなってしまうのは仕方ない…
異なる3人から実際に言われた言葉
こんなこと言われたら
「あーこの人にはカミングアウト無理だ!」
ってなりますよね。
ですがこの3人、今では良き理解者の
兄、親友、母の言葉なんです。
男同士のネタをいじってた…
LGBTQ当事者を「おかしい」と言っていた…
たしかに当事者からしたら不快
けど相手は
身近にその存在がいると
知らないから使っていただけで
知れば使わなくなるかもしれないよね?
ってこと
実際3人ともボクがカミングアウトをした時は
ビックリしていました。
「まさかこんなに身近にいるとは知らなかった」と…
それ以降は当然不快な発言はしなくなりました
だから言えること
その判断だけでその人との関係を
シャットアウトするのは間違ってます!
【 世間は思ったより寛容 】
家族、親友と親密な人を例に出しましたが
職場でも同じことが言えます。
僕は高知から東京に引っ越し、新しい職場で
オープンリーゲイになろうと決意した時
ぶっちゃけ何人かには
「え…ゲイとかキモい」
「うわー引くわー」
とか思われるのを覚悟していました。
もしそう思われたなら、
「そいつはその程度の人間
こっちからクソ喰らえじゃー!」
って心構えでいました。
20代前半のウェ〜イ!ってノリの男子が大半の
ザ・体育会系部署でしたが
そういった人は一人もいなく
充実した環境で働くことができました。
第一印象「う〜…この人大丈夫かな?」
という人ほど案外めっちゃLGBTQ関連の話
を自ら聞いてくれたり、3年努めて社内の
いろんな方と接する機会がありましたが
ゲイだとカミングアウトをして
ネガティブな反応をされたことは
一度もありませんでした
東京だから?
ボクが努めている会社の人達がたまたま
いい人達だけだった?
たしかにそうかもしれません
しかしオープンリーゲイとして3年生活して
思ったことは世間は思ったよりも寛容だということ
クローズド時代辛かった理由は
何にも知らないくせに
周りのストレートの人達のことを
”敵”とし自ら苦しんでいたんだなと…
【 まとめ 】
世間にはどうあがいても
あなたを嫌う人が一定数いる。
小、中学の道徳の授業で習った
「みんな仲良くしましょう」
なんて綺麗事で
「あ、この人無理」
と心が拒否反応を示した人とは
できるだけ関わらない
もしくは逃げるのが正解。
しかし
あなたのことを”知ること”で
考えが変わる人達も一定数いること、
一時の言動だけでその人のすべてを決めるのはNG
だということを
覚えておいてほしい
最後にLGBTQ当事者に向けて…
よくブログにコメントをくれる
ストレートの職場の同僚が
いいコメントをしてくれたので
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こんなストレートもいるよー!
悲観的になりすぎている
当事者にこの声よ届け!
ではでは!