"高速学習"とつけた理由
僕のyoutubeの授業動画には"高速学習"とついてます。というかワザとつけてます。そのくらい僕はこの"高速学習"にこだわって動画を作成しています。
youtubeを視聴する人の多くはエンタメ目的でサイトへ訪れます。
かくいう僕がそうです。勉強したいなぁと思いながらyoutube開いたことなんて皆無です。普段、youtubeでは面白い動画を探し、見るために使ってます。
授業動画は基本的に面白くありません。というのも、教科書の内容を伝えることが最大の目的だからです。一方、youtubeサイト内はおもしろ動画が溢れかえっています。教育系動画なんてごく一部。おもしろエンタメ動画vs授業動画では勝ち目なんかありません。仮にも何かのきっかけで授業動画を見たとしてもきっと関連動画に面白いタイトルと魅力的なサムネイルがあったらすぐに目移りしちゃいます。どう考えてもyoutubeのコンテンツとして授業動画を成立させるのはハードモードです。
そんなことを踏まえた上で、僕が動画作成で意識していることが2つあります。
1. 動画をコンパクトにする。
2. 動画の本数を増やしすぎない。
1.については、動画は生授業と違い「編集」できます。不必要な箇所はどんどんカットする。教育系youtuberの中にはこだわりとしてあえて無編集で提供する方もいますが僕は編集して提供しています。編集ができることこそが動画の最大の魅力だと思うからです。
そして、僕自身意外と大事だと思うのは2. に対する意識です。
突然ですが、僕は『ワンピース』という漫画を観たことありません。今調べて見たら約100巻ほどあります。ここまで続いたのは漫画家さんの努力だけでなくきっと待ち望むファンがたくさんいるからでしょう。しかしこれから1巻を見始める私からすれば心理的・精神的負担が半端ないです。100巻もあるんかい、と。
ここで重要なのは、ワンピースの中身に問題があるというよりもむしろ「量」が気になります。多すぎなんです。いろんな方が絶賛するのだからきっと面白いのでしょう。でも100巻まで到達するまでに一体どれだけの時間がかかるのだろうと考えてしまうとなかなか手が伸びません。
僕みたいな人間はエンタメである漫画でさえこんな風に思ってしまうわけですから、授業動画なんていうまでもありません。絶対に量は少ない方がいいんです。少し前に観た動画のサムネイルに『第65講〜』とあり、「なげーよ」と呟きましたから。
流石に教育系youtuberの方々は研究しており1.に対する意識はとても強い人が多いです。が、2.についてはまだまだあまり普及した考えではない印象です。動画には「ちょうどいい長さ」と「ちょうどいい数」があると思ってます。
僕はこの2つのバランスをとって動画を作成しています。
その結果、自ら自分の動画を"高速学習"と名乗ることにしました。
僕の中の"高速学習"の定義は、
「動画をコンパクトにまとめて本数を抑える」こと。
とても大変なことですが、その分やりがいを感じます。
たくさんこだわって作りました。
見ていただけたら嬉しいです。
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