
Photo by
nakamurachihiro
自分だけのパターンを持つ
人間はパターン認識の能力が高い。
複数の違う物事から共通するものを見出したり、1つのものが変化しても同じだとわかったり。
少ないパターンから作られた音楽、絵、文章などは頭の中でグループ化され、ひと固まりとして認識するので、違う人が作ったとしても個性を感じにくくなる。
たとえいびつでも、フルスクラッチ(既存のものを一切流用せずにまったく新規に開発する)のほうが個性として認識しやすい。
例えばバーチャルのアバターを手軽に作れるアプリはたくさん出てきたが、それを使った有名なVはほぼいないと言っていい。
誰を選んでも同じだと感じるから。違差を感じないと何度か見ても覚えにくいし、触れるきっかけにならない。
他にもアメーバピグのようなアイコン、bot的な定型文、猫画像なども、その個人は認知しにくい。
逆に、自分だけのオリジナルのパターンをもつと個人の認識が強調される
ファルコン・ランチとか、りょうくんグルメとか。
しかるねこみたいなキャラクターもその1つと言える。
■わかりにくいイメージ図
というわけで、意識的に他の人がやっているパターンをハズし、自分だけのパターンを増殖させていく、というのがインターネットで目立つコツなんじゃないかな、と思う。
いいなと思ったら応援しよう!
