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2024年10月の音楽活動全体のまとめ◆衛宮士郎タイプの作曲家

10月は限りなくダラダラ過ごしていました。
子供の誕生日や旅行も重なり、家庭のことを中心にこなしておりました。

Audiostockに数曲登録し、いくつか仕事が来たのでそれを進めています。

◆衛宮士郎タイプの作曲家

こおろぎは才能がなく独学で
どのジャンルの音楽も表面だけを真似してインスタントに作っているだけ。

歌もヘタだし、楽器もろくに弾けないし、突き抜けた専門分野もない。

状況判断と手数だけで戦っている。あと運。

まるでゲーム「Fate」の衛宮士郎みたいだなあと思う。

しかし、この人物が主人公ということは、Fateの発売当時、私だけでなく多くの人が抱えていた気持ちの投影だとも思う。

Fate/stay nightは2004年に発売されたPCゲーム。

PCで色々なものを作るということが発展途上にあって、多くのクリエイターは現実の芸術の偽物を作っている感覚に陥っていたのかもしれない。

実際のオーケストラやバンドのシミュレーションをしていたDTMもその一つ。

PCネイティブな現代の若い作曲家だと自分が偽物を作っている感覚はもうないのかもしれないけれど。

とりあえずFateは面白すぎるのでアニメを見てください。という話です。

◆今月の課題図書

・にほんのうた 音曲と楽器と芸能にまつわる邦楽通史

1970年代から1990年代 渋谷系まで

テレビやリアルタイムで見て知っている事が多かった時代。
全体の流れで読んでいくと違った視点で捉えることができた。

・編曲の美学 アレンジャー山川恵津子とアイドルソングの時代

キャリアのピークを超えるか超えないかくらいの私にとって、仕事が少なくなりだしたあとの活動が興味深かった。

読了。

・ディズニー・ミュージック 〜ディズニー映画 音楽の秘密

ディズニープラスに入会して映像もすべて観ながら読んでいます。

最後「モンスターズ・ユニバーシティ」何度も観た映画。

読了。

それぞれの解説のボリューム感がちょうどよく、読みやすかった。じっくり1作品を分析したい人には物足りないかもだけど。

近年のものはなかったので続編が出るとうれしい。

・書籍「効果音の作り方バイブル」

サブタイトルの「考え方からしっかりわかる」という部分が重要なワードで、具体的な作り方の前段階の考え方がしっかり書いてあるのがタメになる。こういった長文の考え方部分はSNSでは取得しにくい。

・書籍「サウンドデザイン」

学部生、大学院生が主な読者対象の本で、文体が硬め。
新しく出たものなのでなんとなく買ってみたけど読み切れるのだろうか。

辞書的な解説多め。

以下いつもの

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