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2017年6月のまとめ■劇伴のセット販売を始めました■スマートスピーカーってめちゃくちゃ普及するよねたぶん■これからの10代は音楽を聴かない。音楽と遊ぶのだ ■著作権料を払いたくないCM制作会社
雨が好きな男。ただし外には出ない。
■作業内容
・作曲 × たくさん
・ミュージカル編曲 × 5
色々並行してやっていて目が回ってます。
最近、集中力が散漫なので、散漫なら散漫でその時に思いついたことから片づけるようにしてます。
昼はブログを書かない、夜は音楽を作らない、というルールを決めていたんですが、それを気にしなかったり。
これが噂の「多動力」なんでしょうか。買ったので読みます。
ゲーム配信にハマっているのですが、ついに海外の配信まで見だしたので、思いのほか英語の習得が早くなるかもしれません。
すごいスピードでコメントが流れていくので、文字版スピードラーニングみたいになっています。
コメントの内容も日本とさして変わらないので、ある程度推測することができるし。
パソコンのソフト等も、買うときは代理店を通さず海外で買っていて、困ったときに英語を使うしかないように追い込んでます。
目次
・初 モーションコミック
・初 普通の舞台
・劇伴のセット販売を始めました
・3ヵ月以上前の「月のまとめ」を有料にします
・スマートスピーカーってめちゃくちゃ普及するよねたぶん
・これからの10代は音楽を聴かない。音楽と遊ぶのだ
・著作権料を払いたくないCM制作会社
初 モーションコミック
また新しい分野に進出してしまいました。
モーションコミックという、マンガに音楽とセリフをつけて、絵自体も少し動かした動画コンテンツです。
5月あたりから劇伴の練習に動画に声と音楽をあてるということをやっていましたが、みごとに同じような仕事がきました。
ツイッター経由ではないので、偶然だとは思いますが。
初 普通の舞台
今まで、ミュージカルの編曲やボイスリーディングの舞台の音楽は経験しましたが、今回は通常の形式の舞台です。
南ゆにさん(@Yunisterdam )に教えてもらいながら制作しました。
スキャット後藤さんに教わりながらドラマの劇伴を制作した、となりの関くんと同じようなやりかたでしたね。
特に主題歌は、南ゆにさん作曲、Kさん(@K_on_the_shore )歌唱、僕が編曲、というふうに3人で制作しました。
ほんとうに、色々な人に助けてもらっています。
関くんで劇伴の基本はできていたので、関くんのときよりは若干楽ではありましたが、わりと負荷が高かったですね。舞台は舞台の音づくりがあり、制作のスケジュール感も掴みきれず、といった感じで。
日程的にはかなり厳しかったんですが、こんなエントリを書いた手前、断るわけにはいかなかったんすよ。
■なぜ曲を作るスピードが早くなくてはいけないのか。それはチャンスになる仕事ほど納期が短いからだ。
舞台と上記のWebCM、加えてミュージカルとTVCMも並行してやっていて、2週間で20曲数曲作ったはず。
劇伴のセット販売を始めました
劇伴のセット販売をはじめてみました。
日常系アニメの劇伴ライブラリって、汎用的な曲が作りやすいし、使いやすい。なのに、今までなかったと思うんですよね。
しかも、実際に作ったことがある人じゃないと作品に合うように作るのが難しい。
単品もオーディオストックで売っているので、手間をちょっとかけてそれをまとめた感じです。価格もお得だし、色んな作品に使えるし、自分自身で結構よいなと思ってます。
まあ、まだ全然売れてないですが…w
とりあえず単一のシリーズで続けて出していって、一式揃うまで目指します。
3ヵ月以上前の「月のまとめ」を有料にします
もともと、「月のまとめ」の有料化は考えていて、最初は半年にしようかなーと思ったんですけど、やっぱり長すぎるなと思って3ヵ月前のものを有料に設定しました。
どのくらい売れるか全くわからないんですが、まあ、これも実験です。
スマートスピーカーってめちゃくちゃ普及しそうだよね
”利用者が話しかけやすく、話しかけられても違和感がないデバイス”
■LINE、スマートスピーカー「WAVE」を今秋発売、1.5万円。スマホの次のAI時代を担う
スマートスピーカーはアマゾン、グーグル、アップルと、有力IT企業がみんな参戦している分野です。
僕もWAVEは絶対買います。安いし。
うまくハマれば爆発的に普及すると思う。なぜかというと、
文字を打つよりしゃべる方が簡単だから。
スマホより低い年齢の子供や、お年寄りまで使うデバイスになる。
そして、確実に音が重要になる。
僕自身、スマートスピーカーがあると、もっと音楽を聴くようになるんじゃないかなと思ってます。それを体験してみたい。
「WAVE」はVOCALOIDとの連携も気になりますね。
これからの10代は音楽を聴かない。音楽と遊ぶのだ
”楽曲がエンドプロダクトだと思って制作しているアーティストやレコード会社にとって、DJだけでなくファンにとっても曲が”“素材”に過ぎないというのは、まだ理解しづらい感覚かもしれないですね。”
DJ→リミックス→音MAD、歌ってみた→nanaと、デジタルの音源を弄って遊ぶということが身近になってきました。
それが、さらに近くなっていくだろう、という。たぶん、SNOWのように、みんなが楽しめるものになる。
こういうツイートをしたのですが、
音楽も、純粋なリスナーより、作る側を兼ねている人の割合が多くなってきているはず。
スマホで音楽をいじることが当たり前にできるようになってくると、さらに裾野が広がる。
”これからは上下関係がある『参加型』ではなく、上下関係のない『水平メディア』”
というわけで、「消費者もまたクリエイター」というのが進んでいくでしょう。
著作権料を払いたくないCM制作会社
”今回の件に関しては「著作権料を支払いたくない」という意図が明確にある。完全な確信犯だ。”
■著作権料を払いたくないCM制作会社が、丸パクリ曲作って支払い回避するのいい加減誰か怒れ
完全なパクりでなくとも、SNSでこういう検証が行われやすく、情報が拡散しやすいので、イメージが悪くなるリスクはある。
プロジェクトには予算というものがあり、音源が使えず、どうしても新規制作することになる、という場面はかなり多い。
そういう場合、リファレンスに対して、作曲家がパクりにならないようにうまくハズして作るんだけど、クライアントの要望でリファレンスに寄っていっちゃうっていうパターンってあるんですよね。
映像にリファレンスをハメて作っちゃってて、元のイメージが強く残ってしまう。そうすると、良いものであっても別パターンに違和感を感じてしまうんですよね。
これは音楽のもつ性質の一つなので、クライアント側も、そういったことを理解しておくのは重要だと思います。
また、リファレンスの存在自体は悪ではないと思っています。
「こういう雰囲気にしたい」という共通言語であるというだけで。
もう一段深く「どういう意図でこのリファレンスなのか」ということを読み取って自分のカラーを出していったほうが建設的です。
おわりに
色々やりたいことが溜まってきたので、ちょっと負荷をかけて終わらせて夏休みだ!
おまけ
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