音楽家フリーランスの逃げ切り戦略:50歳で引退を目指す
はじめに
スキャット後藤さんの「フリーランスの方々、20年後は想像できてますか?」というnoteを読みました。
このnoteは、22歳から作曲の仕事を始めて30年経った今、どんなことが起こっているのかを綴ったものです。「だんとつでダメな期間でした。」というところから話が始まり、内情が綴られています。
このnoteが面白かったので、私自身の現状や今後の人生設計についても書いてみようと思います。
年齢の違う、複数の音楽家フリーランスの働き方を参照することで、人生設計のお役に立てればよいなと思います。
このnoteもだいぶ突っ込んだことを書いてしまったので定期購読者以外にはお値段高めになっています。
自己紹介と現状
まず私、こおろぎについて簡単にご紹介します。
私は現在41歳で、もうすぐ42歳になります。スキャット後藤さんのちょうど10歳年下です。フリーランスの音楽家として約10年間生計を立てており、妻と2歳の子供がいます。
よい期間
スキャット後藤さんが今「だんとつでダメな期間」とするなら、私は今「最もよい期間」です。
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