2024年9月の音楽活動全体のまとめ◆劇伴音楽が好き◆なぜAudiostockに力を入れるのか◆フリーランスの第二宇宙速度に到達
◆秋来たる
先月と同じく、僅かな請負仕事をこなしつつ、数曲作ってAudiostockに登録しました。わりと暇。
仕事があまりないうちに気合を入れて色々進めたい。と思うと同時に、一人でやっていると全然やる気が起きないが。ダラダラ長時間、断続的に制作するのが自分のスタイルだと割り切って進める。
◆劇伴音楽が好き
最近Audiostockに何を登録しているのかというと、
「和風劇伴の起承転結の音楽を一式揃える」ということをやっています。
Audiostock内でオーディオドラマなどの演劇で使える和風の劇伴を一式揃えられるようにしています。
単発購入ではなく、定額で契約している人にセットで使ってもらうイメージ。
単発で売れるのは一番表に出てくるポップでわかりやすい音楽ですが、そういう音楽は物語の劇伴としてはOPとか”結”にしか使えない。
周辺のものも揃えることで表現の奥行きを出す。そういう作り方をしておくと、こおろぎの音楽に絞って和風劇伴を探してくれる方も増えるはず。
演劇を組み立てるための素材集としての音楽。小物をたくさん揃えています。
売上的にすごく伸びる気はしませんが、生計を立てられるくらいには需要はあると思うし、みんながあまりやっていなさそうだし、スライドさせて他のジャンルに使える曲もあると思う。
何より自分が飽きないし、使命感があるということが大きい。
一通りやりきったな、と思ったらAudiostock内でアルバムを作ってYoutubeでも宣伝してみようかなと思います。
◆なぜAudiostockに力を入れるのか
「なぜか売上が出る」これに尽きる気がします。
まだ色々と改善点が多いなと思いながら音楽を投稿しているのに、それに対して異常に売上が出ている。
とにかく数を投稿すれば結果が出るので、ひたすら商品開発をして品揃えをしていくことにします。
結婚し子供が出来て思うのは”自分の実力以上にお金が入ってきていると思える状態を作る”ことが大事だということ。
妻や子供などの家族がいると、自分が無駄だと思うものや予想通りにいかないものなど、自分のコントロールできない出費が多くなる。例えば食べ物はバンバン捨てることになるし、子供用に何か買ってもハマらないことはしょっちゅうある。
一人暮らしのときはほとんど完全に出費を管理できるが、家族がいるとコントロールできないものが増える。
自分の努力がそのまま金銭に変換されていると、この無駄な出費に精神的に耐えられない。
”あぶく銭”があるとそのぶん無駄に使われても精神的余裕ができる。
自分の努力以上の金銭を受け取っているという状態が大事。
◆フリーランスの第二宇宙速度に到達
しばらく前にフリーランスを飛行機に例えたnoteを書きました。
フリーランスとしてどうやって飛び立ち、収入を安定させて飛行し続けるのか、という内容になっています。
現在は資金がなくなること=飛行機が落ちることを考えずに活動できる時期に入ってきつつある。おそらく寝てても5年くらいは定額で入ってくるお金で生活できる。
お金の重力圏を超え、フリーランスの第二宇宙速度に到達したのを感じます。
そうすると、収入のことよりも自己の活動の充実のほうに意識が向いてきた。
というわけで、営業活動もせず、ひたすら淡々と自分の好きな曲を作る期間に入っています。
僕の目標は有名になることではなく、一人で何かを作っている時間を続けること。たまに請負仕事をして刺激を入れる。それが一番楽しい。
千利休よりも丿貫に憧れるタイプ。
◆今月の課題図書
・にほんのうた 音曲と楽器と芸能にまつわる邦楽通史
戦後からビートルズあたりまで読んだ。
このあたりはテレビ番組などでもまあまあ取り上げられている歴史なので、知っている名前が多く出てきた。通史として読むことで、それぞれ音楽の流れが線で繋がっていくのが楽しすぎる。
・編曲の美学 アレンジャー山川恵津子とアイドルソングの時代
スタジオワークの話あたりを読んでいる。
大瀧詠一などの大物ミュージシャンとの共同作業など。
・ディズニー・ミュージック 〜ディズニー映画 音楽の秘密
ディズニープラスに入会して映像もすべて観ながら読んでいます。
9月はピクサー編を読み進めた。
初期のピクサーは映画音楽方面からアプローチした音楽になっていて、少し印象が薄く感じた。
お気に入りは「カールじいさんと空飛ぶ家」究極のスクラップ&ビルドな物語。
以下いつもの
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