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秋の夜長に映画を観よう📽️


スマホ画面が舞台!?映画「search/サーチ」の新感覚スリラーを徹底解説!


もし、家族が突然いなくなったら?

しかも、手がかりはSNSやデジタルデバイスに残された情報だけ……。

2018年公開の映画「search/サーチ」は、斬新な映像表現と緻密な脚本で観る者を引き込み、スリラー映画の新しい形を提示した話題作です。この記事では、その魅力や見どころをたっぷりとご紹介します!



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「search/サーチ」とは?


公開年:2018年

監督:アニーシュ・チャガンティ

キャスト:ジョン・チョー、デブラ・メッシング、ミシェル・ラー


あらすじ:

主人公のデイヴィッド・キム(ジョン・チョー)は、娘のマーゴットが突然失踪し、連絡が取れなくなったことで絶望の淵に立たされます。警察の捜査が進む中、彼は娘のパソコンやSNSアカウントにアクセスし、そこに残された手がかりをもとに真相を追求していきます。しかし、次第に明らかになる娘の秘密や、彼自身が気づいていなかった「家族の実像」が浮かび上がっていきます。



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「search/サーチ」の魅力


1. 全編パソコン画面だけで描かれる新感覚の映像


この映画は、パソコンの画面、スマートフォン、SNS、ビデオ通話など、現代人に馴染み深いデジタルツールを舞台に展開されます。この「スクリーンライフ」と呼ばれる手法は、観客を登場人物の視点に引き込み、リアルタイムで事件を追っている感覚を味わえます。


2. ジョン・チョーの繊細な演技


主人公デイヴィッドを演じたジョン・チョーの演技は必見。愛する娘を探し出すために奮闘しながらも、自分の無力さや家族との距離感に苦悩する姿がリアルに描かれています。


3. 緻密に計算された脚本とどんでん返し


SNSやデジタルデータに散りばめられたヒントを拾い集める過程で、観客も事件の真相に近づいていきます。そして、最後には予想を覆すどんでん返しが待っています!



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見どころと深掘りポイント


1. デジタル社会の光と影


この映画は、便利なデジタルツールの裏に潜む危険性や、SNSの虚構性を巧みに描いています。同時に、テクノロジーが人間関係や事件解決にどう役立つのかを示しており、観た後に様々な考えを巡らせるきっかけになります。


2. 家族の絆とコミュニケーションの重要性


デイヴィッドと娘マーゴットの関係性は、現代の家族が抱える問題を象徴しています。「本当に相手のことを理解しているのか?」という問いが、物語を通じて浮かび上がります。


3. 現代的なミステリーの形


デジタルツールを駆使して進む物語の中で、観客自身も探偵のような気分に。登場するSNSやアプリ、検索履歴が全て伏線となっており、その精巧さには感心させられます。



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「search/サーチ」が伝えるメッセージ


「現代社会におけるつながりとは?」

SNSやデジタルツールで繋がっていると思い込んでいても、実際にはその人の本当の姿を見逃していることがある。


「親と子の関係性を見つめ直す」

どんなに親しい家族であっても、心の奥底ではわからないことがある。だからこそ、日頃からの対話が重要。




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誰におすすめ?


新しい映像表現に興味がある人


サスペンスやミステリーが好きな人


SNSやデジタル社会について考えたい人


予想を覆すどんでん返しを楽しみたい人




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まとめ


「search/サーチ」は、斬新な映像手法と緻密なストーリーテリングが融合した、現代ならではのスリラー映画です。観終わった後に、デジタル社会の在り方や家族のつながりについて深く考えさせられる作品でもあります。


まだ観ていない方は、この秋の夜長にぜひご覧ください!



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