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CERITH WYN EVANS[ L>espace]

・最初に

今年一番最初に行った展示はCERITH WYN EVANS(以下エヴァンス)の展示だった。元々2020年にポーラ美術館で個展をやっててその情報で気になっていたがコロナもあり、仕事もあり、いけなかった展示の悔いを果たそうとルイ・ヴィトンでやっていた展示に行った。

・入口について

初めてルイヴィトン東京でやってた展示に行ったけど、初っ端びびるのがヴィトンのドアから入り、エレベーターで7Fまで行かなきゃいけないこと。
ほんとに慣れてない、ドアマンが開けてくれるギャラリーに行くなんてなかなかない。どこのハイブラの美術展に行っても感じることだけどプラダよりヴィトンの方が入りづらい(感覚的なものもあるけど年齢層もあると思う)
そこを超えてギャラリーにいかなきゃいけない。

・エスパス ルイ・ヴィトン東京

外国人観光客となんとか7階までいき、ついて降りて右をみた時の開け具合

エスパス ルイ・ヴィトン東京

天井はかなり高く、全面ガラスの品で良さしか感じない空間にネオンや、点滅するシャンデリア。奥の方にはガラスの管の集合体と地味に回る松。
うわぁかっけぇわけわかんねぇけどかっけぇ
というのが入った瞬間の感想。
パッとみてコンセプトを理解できる脳はないけど、空間としてかっこいいと理解して、コレクションとして集めたくなる気持ちはすぐに理解できた。
正直アートに物凄く詳しいわけでもないし、ただのアート好きな人だから現代アートにあるコンセプトを読まないとよくわからんよりみて単純にかっこいい美しいが好きな人間です。

・エヴァンスについて(好き勝手な感想)

自分がポーラ美術館にいきたいと思ったのは単純で光って浮いてるものってかっこいいじゃん。ガラスとか好き!だったのでエヴァンスについては知らずに今回見にいってみての感想は「めちゃめちゃ優しい悪戯っ子」
ちょっとひねてるけど優しさがあって感情を大事にしてる人なのかなぁって勝手に思った。

シャンデリアとディスプレイで構成された作品、《“LETTRE À HERMANN SCHERCHEN” FROM ‘GRAVESANER BLÄTTER 6’ FROM IANNIS XENAKIS TO HERMANN SCHERCHEN(1956)2006年》


一番好きなのはシャンデリアが手紙をモールス信号で伝えるっていうなんともエモみのある作品。作者がどう思ったかを無視でなんかいろんな温かみを感じた。これをみた後から切れかけて電球を見たときに「お前、何を伝えたいんだ」って思うようになってちょっとクスッとできる瞬間ができた事に感謝。

・まとめ(〆)

アートにはいろんな価値があるけど、個人的に視点を増やしてくれるのはあまりない貴重な価値で新年早々縁起のいい出会いだったなと。
そんでもう一個いい出会いがあって行きのエレベーターで一緒だった観光客に教えてもらって次の展示を教えてもらってそのまま向かったのもいい出会い。


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