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2020年描いたもの

今年描いたものを振り返ります。

【1月】

オモコロ「渚」2話

【2月】

講談社モーニング第10回THE GATE・編集部賞「Fly me to the moon」

コミティア131 同人誌「旬」(※R18作品なのでご注意ください)

【3月】

主任がゆく!スペシャル vol.145(ぶんか社)「キセタン百貨店」


【4月】

オモコロ「渚」3話

主任がゆく!スペシャル vol.146(ぶんか社)「キセタン百貨店」

【5月】

主任がゆく!スペシャル vol.147(ぶんか社)「キセタン百貨店」

【6月】

オモコロ「渚」4話

【7月】〜【10月】

何もありません。

【11月】

フォアミセス12月号(秋田書店)「私の先輩」

【12月】

マンガで未来を想像するメディア/if -イフ-(幻冬舎)

オモコロ「渚」5話(最終話)


改めて書き出してみると、4ヶ月も空白の時期があってビビっています。コミティアがあれば何かしら同人誌を出していたかもしれません。欲を言えば、あと1本くらい商業誌に読切を載せてもらえれば理想的でした。

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空白の4ヶ月はボケーッとしていたわけではなく、いろんな編集部の方とネームのやりとりをしていました。

5月にツイッターへ載せた「足を洗う」という昔の漫画がバズったおかげで、ありがたいことにたくさんの編集部の方からご連絡を頂きました。

複数の編集部の方から一気に連絡をもらうなんて今までに無い経験だったので浮かれてしまい、全ての編集部の方に「プロット出します」「ネーム描きます」「連載案とキャラクター表出します」と調子の良いことを言ってしまいました。

そのせいで、読切案を5個出したら数日後にまた別の読切のネームを作って、またその数日後には別の連載用ネームを作って、徹夜した後電車に乗ってバイトへ行って、帰ってきたらまた読切用にプロットを3〜5個考える…みたいな時期が続きます。

スクリーンショット 2020-12-12 23.20.55

(徹夜をしている日です)

しかし、商業誌に読切が数回載っただけの技術的に未熟な人間が数日で読むに耐えうるネームを作れるわけもなく、自分の力量も考えずに短期間で描いた8本のネームは全てボツになってしまいました。そのうち1つは連載に向けて描いていたので10回ほど直しています。

私のあまりの出来の悪さが期待外れだったのか、一部の編集の方とはその時点で連絡が途切れてしまいました。せっかく声を掛けて頂いたのに申し訳ありません。

そして11月の頭に出したネームがボツになったことを「また1からやりましょうよ!ネッネッ」とデビルマンの美樹ちゃんみたいな調子で告げられたとき、いよいよ「ア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜もういいもういい漫画辞めるわコレ」と思っていましたが、昨日オモコロで公開された漫画に好意的なコメントをたくさん頂いたおかげで、今はもう少し続けてみようと思っています。

オモコロに載せてもらっている漫画はあんまりチェックもなく本当に好きなように描かせてもらっているので、多分商業誌へネームを出すと多くの部分に直しが入る内容だと思います。でも、たまには「読みやすさとか人に伝えるとか、そんなこと何も気にせずムチャクチャ好き勝手に描いた漫画」を公開する機会も必要だと感じました。

来年どうなるか分かりませんが、良い年になることを願います。

できれば漫画で生活できるようになりたいですが、会社員に戻るなら来年〜再来年が限度だと思っています。もし会社員に戻ってもコミティアやnoteなどで漫画を公開していこうと思いますので、読んで頂けると嬉しいです。

皆様もどうぞよいお年を

河野

ありがとうございます