2002年の五十嵐が可愛い
こんにちは、今週記事書かなきゃなと思ってネタがないかなぁと思っていました。
嘘です、本当はこの前の日曜日に観た演劇の感想を書かなきゃいけないのですが今日思いの外通院がかかってしまって…
「待ち時間外出ていいですよ〜」と言われたので地元の色々な(週刊誌からアダルトまで)古本を取り揃えている古本屋へ。役所さんの特集の明星かシロップの特集の音楽雑誌が手に入ればいいなぁと思いながら選んでいたらありました!
2002年の11月号のトーキンロック!です!
私は音楽雑誌といえば「ロキノン」と「音楽と人」しか知らなかったのでこの雑誌は初耳でした。
私が住んでいるのは北海道なので、ほら分かりますよね。
北海道の古い芸能雑誌は大抵バンドならGLAY、役者なら大泉洋
この二大巨頭の特集の古本が多いです。こちらの古本の品揃えももちろん、GLAYが表紙の音楽雑誌が大量にありました。
やっぱり私の住んでいる所は、地元のアーティストが一番好きなんですよね。2000年代にGLAYが好きだった人が大量に売りにきたのかな?
なのでその中から表紙にSyrup16gの名前があることを確認し購入(立ち読みできなかった)
病院の中で読んでみました。
・初々しさの中にあった芯の強さ
この号で初登場だとあとがきに書かれていました。グラビアは五十嵐と大樹ちゃんのツーショット。
毎回思うんですが、なぜシロップってメディアに出る時大抵五十嵐と大樹ちゃんの二人が多いんでしょうか?私はハマってから日が浅いのでそこが毎回疑問ですよね。大樹ちゃんもインタビュー受けているわけじゃないのになぜか写真に写っているのはいささか疑問です。
五十嵐は茶髪でした。感じとしてはREBORNのMVみたいな感じ。
初登場なのでまずは五十嵐が子供の頃からバンドを始めるに至るまでのことを語っていました。
2002年なのでちょうど「delayed」の発売の時期ですね。
インタビューの後半ではそのアルバムについて語っていました。
存在を忘れてほしくなくて毎月アルバム出したい!って語っているのが眩しいなぁと…
でも曲のストックが大量にある五十嵐だからこそ言えることなのかなぁと思いつつ未来を知っている私としたらこの躁状態がのちのイベントを引き起こしているんじゃないかと少し心配になりました。
インタビューの中で「今作は落ち着いた感じで異質かなぁ」みたいなことを語っていたり、「誰もいないのに誰かに向かって語りかけているように歌っている」という本作での虚無感や孤独感を語っていました。
確かに「delayed」は静かな感じでどこか内向的だなぁと思っていたのでやっぱり五十嵐の言葉で伝えられると納得しますね。
曲作りをしていく中でスタジオで倒れてしまったり夜寝れないって話しているのを見るとどこかほっとけなくて可愛いなぁって感じてしまいます。
私っていろんな男性をよく可愛いって言いますけど、その可愛さはかっこよさから来るお茶目さから来るものもあればほっとけない弱さからくることもあります。
五十嵐の場合はほっとけないところがあるなぁとこちらのインタビューを見て思いました。
なんだか、いい曲作るためにお世話してあげたいなぁって感じがしました。
私は最後の言葉が好きなんですよね。Rebornについて語っている言葉なんですが「海の中に入った時の底の方が、上からのぞいたよりもさらに深いけど、いくら上から見た底が綺麗でもそこを歌にしたくない」と述べているのが流石だなと感じました。だからこそシロップの曲は奥深さがあるんですよね…
いい言葉だと思います。
・お茶目なところもある!
巻末に読者プレゼントがあるんですがこのチェキがいい味出していました。
こんな感じで独特な字でバンド名とそれぞれの名前を書いている所にクスってきました。
きっとサインこの頃慣れていなかったんだろうなぁ。
「とりあえず、この写真に名前とか書いて下さい」って言われて書いたんだろうなぁと思うと微笑ましいです。
当時今の年齢だったら確実に応募していたなぁ…
あと後書でインタビューは夜のコロンビア本社で行われていて、五十嵐が「お腹すいた」って言いながら買ってきたパンを食べ「これ今日最初の食事なんですよ」と言いつつ人間の三大欲について考えた挙句絶食に至ったという話が載っていて、「五十嵐は本当に頭いいんだなぁ」と思いました。頭いいから考えすぎて「この欲から逃れるために食べないでおこう」となるのがなんだか凄い。修行中の僧侶みたいな達観を20代のうちからしているとは…でも空腹には勝てなかった。
このちょっとの情けなさが可愛いなぁって思います。
編集スタッフに「五十嵐さん、偏食でしょ」と聞かれて「分かります?」と言い大樹ちゃん交えて嫌いな食べ物の話で盛り上がったのが可愛すぎて!!!
五十嵐は今はそうじゃないと思いますが、多分20代の頃は本気で絶食して即身仏になりそうで少し怖くて心配になっちゃいます…
多分五十嵐は食べること当時はあんまり好きじゃないのかなぁと思います。
このインタビュー読む前の印象でも「大食いではないな…」と思っていたのでこの後書を読んでやっぱりそうだなぁと思いました。
古本屋さんにはまた半年後に行ってまた別なシロップのインタビューが載っている雑誌を探そう。
あと役所さんが載っている雑誌(明星ect…..)もいっぱい探していきたい。
メルカリの切り抜きを漁ろうかなぁ…
前にART-SCHOOLの木下さんとの対談が面白い!と聞いたのでそれが今は一番気になります…
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