中国国内で有名なアニメは子供向けが多い

こんにちは、最後の投稿から結構時間が経ってしまいました。

そういえば先週、ついに観たんですよ

「羅小黒戦記」を

結構面白かったです。中国映画は何本か観たことはあるのですが長編アニメは初めてで、その作画や美術のクオリティに驚愕しました。

中国もここまで来たか、ちょい末恐ろしくなりました。

ですが、この作品が中国国内での国民的アニメではないのです。

一応中国国内で大ヒットしたのですが、まだ中国国内にはさらに人気のアニメがあります。

今回は昔から現代まで人気の中華アニメを紹介します。

・中国アニメの簡単な歴史

中国では第二次世界大戦終結後アニメーションの制作が盛んになりました。

日本から技術者が派遣されたことによりアニメーションの技術が伝わり高クオリティの作品が制作されるようになる。

それが「水墨画アニメ」です

まずはこの作品をご覧いただきたい。

この作品を含めて現存する作品は4本ほどしか残っていない。ただでさえ、制作にコストがかかるので今では再現することが(アナログでは)不可能です。

ちなみに個人的に同時代の好きな作品は「熊猫百貨商店」

切り絵アニメだけど動物達が可愛い。

そして時は流れて80年代へ

中国では国産初のTVアニメーションが作られる様になります。

それが「黒猫警長」です。

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ストーリーは森を守る黒猫警長がネズミと戦う…(出典>https://dic.pixiv.net/a/黑猫警长)のだそうですが日本語訳で本編を上げている所や日本向けにDVDを発売している訳ではないので詳細が不明。

この記事によるとドラえもん並みの人気を博したそうで、現在でもリメイク版の映画が作られたりするなど親しまれています。

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「羅小黒戦記」といいこれといい中国国民は黒猫ちゃんが好きなんすね〜

日本の60年代を感じさせるキャラデザがいい味出しています。

・現在の中国で一番親しまれているアニメは?

今の中国で一番親しまれているアニメは「子供向け」です。

一応ヤングアダルト向けの作品も作られていますが、経済効果を考えると圧倒的に子供向け作品が強いです。

まずはSNSが発展した現代だからこそ輸入された作品

・BABY BUS

私も最初見た時中華作品とは気づかなかったのですが町の看板の文字が中国語なので中華作品とわかりました。

民放やオンデマンドではなくメインはYoutubeで配信しており無料で気軽に見れる点で再生回数が1000万以上と鬼の様な記録を出しています。

ですがこの様に日本に向けて発信されている作品は限られていいます。

次からは国内のみで人気のある作品を2本紹介します。

・喜羊羊与灰太狼

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羊のキャラクターが活躍するこの作品は2005年に放送開始し、瞬く間に中国の子供達のハートを掴み国民的アニメへと成長しました。

多分10〜20代の中国人の若者に尋ねたら100%知っているはずです。

現在のシリーズは学習アニメ要素があるそうで。

・熊出没

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このアニメは「中国遊園地」という本で知りました。

あらすじはきこりのおっさんが木を切るのを阻止する熊の兄弟の冒険です。

この作品が今の中国では勢いがあるそうで本で紹介されていた多くの遊園地に熊の等身大フィギュアが展示されていたり、絵が描かれていました。

以上のことから中国国内では子供向けアニメが人気あることが予想できます。

正直言って羅小黒戦記やbabybus、水墨画アニメ以外の作品の作風が苦手です…

バランスが少しおかしいかったりするので。

皆さんはどうですか?



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