砂エノグ全色買って使ってみたレビュー
こんにちは、久しぶりの画材レビューとなります。
Xで画材について調べている時文房堂さんのこんなツイートを見つけました。
文房堂がブシロードとコラボしてカプセルトイ史上初の画材のガチャ!を発売したという事です。
そして、画材ということもあり500円の高価格でした。
自分が住んでいる所が田舎ということもあり楽天のショップでポイントを使って全色ダブりなしで揃えるより300円安く買えました。
では実際に使っていきます。
発色が良すぎる!!
中身は、空のガラス瓶、顔料の袋、そして1cmぐらいのスプーンがついていました。私は絵の具が既に瓶の中に入っている状態だと思ったので出鼻を挫かれました。
20分ぐらいかけて絵の具を瓶に入れました。
そして袋に余っていた絵の具をペーパーパレットに出してみました。
これで準備OK!
では用意した下絵を塗る前にカラーチェック
色合いも綺麗。特に「初めて拾ったシーグラス」(真ん中)の色が一番初見で好き。このカラーチョイスも混色を前提としたら十分すぎる。
では、塗っていきます。
発色が本当に良い…
本当に発色が良すぎて、水筆を使っているんですが色が混ざりやすいので色を変える時ティッシュで拭かなきゃいけないぐらい顔料が濃いです。
なので通常の水彩のようなノリで使うと失敗します。水は考えているより多く使って溶かした方が良いです。
また、服の紫とか髪の黒とか元の絵の具に無い色は混色で作成しました。
この混色作業が楽しすぎる!!
混色は通常の水彩絵の具と同じ感じです。ただ、粉の状態で混色する方法と水に溶かして混色する方法があり、私は溶かした水を混色しました。
「どしゃ降りまで5秒前」(紺色)を赤い絵の具に溶かすだけで紫ががった黒ができます。その黒が本当に美しい!!
最近、ダニエル・スミスのムーングロウ(moon grow)で髪を塗るのにハマっていますが、この砂絵の具で作成した黒は正に「アクセントが紫のムーングロウ」なんですよね!
色は黒に見えるんですが、水で溶かしていくと紫が少し見えるその微妙な色彩をカプセルトイの絵の具で作れるなんて!!
最近のガチャガチャは怖い…
あと、シーグラスと赤で明るめの紫も作ったのですがそれも綺麗。
混色のセンスがない私もブックレットの混色のヒントを参考にしたら綺麗に混色できました。
あと、乾いた時の発色が綺麗すぎる!
いつも水彩絵は、スマホのスキャナアプリで撮影したのをペイントアプリに取り込んで、白いところをスポイトツールで選択し、除助モードにしたのを保存してから投稿していますが今回のトップ画にした作品はスキャナアプリで撮影した状態でこの綺麗さなんですよね!
顔料の凄さを感じたというか、いつも水彩絵の具を使っていたのですがもしかしたら顔料のまま(もしくは顔料に近い絵の具)で塗ったほうが仕上がりが綺麗になるのでは!?って考えたぐらいびっくりしました。
でも、住んでいるところ顔料のみって売っていないんですよね〜。
水彩絵の具などになった状態で売っている。
なので、顔料について調べてみて使えそうなら取り入れてみようと考えるきっかけとなりました。
ガチャガチャ史上初の「絵の具ガチャ」を体験せよ!
今回レビューした「砂エノグ」は500円の価値があります。
画材という事で取り扱っている所は少ないかもしれませんが、もし見かけたら回して使ってみることをお勧めします。
私としては2色以上あるとその力を実感できると感じました。
もし近くになければAmazonや楽天などで買えますので是非!
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