俯瞰
俯瞰(ふかん)
「高いところから下を眺める・見下ろす」
という物理的な意味
「広い視野で客観的に物事を見る」
という比喩的な意味
演出をするのに必要な能力は、
俯瞰(ふかん)で物事をみる能力だと思う。
客観的に第3者の目でみる事が重要である。
決して、個人の主観が入らないように
なるべく、客観的にみる。
特に、舞台は空間の美学だと思うので、
どの位置からみても、良いように演出をつける。
ある一定の位置で、演出をつけがちだが、
会場全体を俯瞰(ふかん)して、みなくてはならない。
舞台の中身だけでもなく、お客さまのこと、演者のこと
いろいろ配慮した、広い視野が必要である。
また一方、よく俳優には言うのだが、
俳優は、演技をしている時、俯瞰(ふかん)でみてはならない。
今うまく演技できているかな?とか
演出家にどう見えてるかな?とか
考えないで、その人物として生きてほしい。
難しい。
いまだに
俯瞰(ふかん)
という漢字も、難しくて書けない。
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![小川 功治朗](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137297249/profile_cbf76d067e4e8c87618d5a9e3d62074f.png?width=600&crop=1:1,smart)