ゲゲゲミリしら人間が入村した話
やっと二次元オタクの2023年冬をかっさらっていったゲ謎に滑り込み入村してきました〜!!やった〜!!!!!
私にもう少し画力があればX(Twitter)で二次創作を描きまくっていたと思いますが今回は文章に残しておこうと思います。しかもXで呟こうにもとても140字で収まる感情じゃない!これはnoteを使うしかありませんね。
そもそも私は『ゲゲゲの鬼太郎』ミリしらです。
いや、何も知らなかったという方が正しいかもしれない……とそれぞれのキャラの激重感情を映像で見せられ思いました。
二次元と声優オタクをやっていた事もあり、鬼太郎達の何となくのキャラと声は理解していましたが、目玉おやじ、ほんとに鬼太郎の父親なんや…というところからスタート。ゲゲゲファンの方々には大変申し訳ない。
ゲ謎を見ようと決意したのも、X(Twitter)のおすすめで無限に白髪の男とスーツのお兄さんのイケイケイラストが流れ続けていたから。途中から綺麗なお姉さん(後にゲゲ郎の奥さんと知る)のイラストも流れてきて「これは見た方が後悔せず2024年を迎えられるのでは……!?」と思ったのが初めでした。
そんなわけで楽しみにしていたゲ謎!
せっかくならミリしらのうちに勝手なイメージを書き残しておくか!と思って書いたメモが残っています。せっかくだし貼り付けておきましょう。
これがバズった二次創作イラストだけをチラ見していたミリしら女のゲ謎(偽物)だ!
……何だこの薄っぺらいストーリーは!完全にゲ謎を舐めている。映画を見た後にメモを見返すと視聴前は全く違うイメージを抱いていたのがよくわかります。二次創作で沢山出てきていたのでゲゲ郎の奥さん、もっと出てくると思ってたんですよ……。
・ストーリーの感想あれこれ
こんなミリしらオタクの経緯は一旦置いておいて、内容の話を少しだけしたいと思います。
まず、私がゲ謎の世界観に引きずり込まれたと思っている水木が竜賀の一族達に見られながら畳の部屋を歩くあのシーン。
明らかに普通では無い、村特有の閉鎖的な薄暗さにとても惹き込まれました。この後のゲゲ郎が打首にされそうな時に水木以外誰も止めなかったところなんかも独特な不気味さがあってよかったです。
あとはアクションシーン!これは映画館で見た方全員テンション上がったと思う。
てっきりゲゲ郎は魔術なり妖力なんかの力で戦うタイプだと考えていたので、思ったより肉体戦タイプなんや…と個人的に発覚したバルコニー(?)で長田とゲゲ郎が戦うシーンが特に好きです。桜のシーンは辛いので語りません…。
・色の対比の話
突然ですがアニメオタクの人は皆好きですよね!?キャラの感情が光と影で表されるシーン!!!
私は主人公と周囲のキャラの感情の違いが光で表されるのが堪らなく大好きです。普通の台詞でも一気に重みの出るあの技法。誰が生み出したんでしょうか…切実にお金を振り込ませて欲しいです。
まず水木が哭倉村に入村する時の村の真っ暗な影と水木の明るい光の付き方!あれでワクワクしたオタクがいたら私と仲良くして欲しいです。
他にも思わず声が出そうになったシーンとしては、水木とゲゲ郎が背合わせに交渉成立だな!(台詞等うろ覚え)をするあのシーン。
水木には端にあるライト(とは言わないんでしょうが…)の色味もあって暖色の生きた人間を感じさせる色がついているのに対して、ゲゲ郎には牢の暗闇と幽霊と言われればイメージする寒色の色がついていたはず。
あの色味に2人の生きる世界は違ったのに交わったのだな……?(クソゴミ考察)と思いニコニコしてしまいました。
そういえばゲゲ郎は髪の長さを自由自在にできるっぽいのでツインテールの日も余裕でこなせますね。あの瞬間だけ二次創作の血が昂りました。
・エンドロール、1枚絵を並べて語っていくにしてはあまりにも大事な話すぎないか!?という話
あくまでこれは私がミリしらだったからかもしれません!なんて言っても鬼太郎くんのことなんか顔と声しかほぼ知らない人間です。
とにかくあのイラストが大事そうな事はエンドロールの音楽がアーティストさんの歌ではなくBGMな時点でお察し。何としても理解をしなくては…!と最後もう一度気合いを入れ直した瞬間でした。
そもそもその前のシーンで水木が「何も覚えてない」(台詞うろ覚え)というところで初見の私はもう大慌てです。待ってくれ、あんな濃密な時間を忘れてしまったの……!?水木……!!!?(号泣)
そんなテンションのままエンドロールに突入してしまったのでイラストを追うのに必死。あの映画は最低2回見ないと感情が追いつけません。最高ですね。
生まれたての鬼太郎を今のうちに、と鬼太郎を殺しかける水木が鬼太郎を抱きしめるまでのあの流れを引きで見せるやり方、誰が泣かずに見れるんですか?私は無理でした……。
何はともあれ無事パンフも買えたし、ゆっくりゲ謎を咀嚼しながら次の入村日をカレンダーとにらめっこしながら決めようと思います。
う〜ん最高の年末を過ごしてしまったな……!!