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はじめましての自己紹介。ちひろです。

「はい、今から一分以内で自己紹介してね〜」
の時間が昔から苦痛でした。

自己紹介というのは、単に経歴や所属、趣味嗜好を並べたてるだけではイカンと思い込んでいたのです。

もちろん別にそれでいいのだけれど、私の生まれ育った大阪では、それではイカンかった。

「最初にツカむか、最後にオチるかしないと、明日から己の居場所は”オモんない奴”や」
という甚だ深刻なプレッシャーとともに、他の人の自己紹介なんて聞く余裕もなく、心の中で何度もリハを繰り返していました。

大人になって、
「自己紹介って、オモんなくてもええんや」と知ったときの衝撃と言ったら。
「競馬場って、動物園じゃないんや」と知ったときと同じような衝撃。(オトンの処世術)

そういうわけで、普通に自己紹介をさせてください。

オモんなくてすみません、って謝らなくていい。
それって素晴らしいよね!!!
優しい世界!

というわけで。

ちひろと申します。
兵庫県在住、31歳です。

好き:スイカ、夫と娘、5月、お日さま、見た目を気にしなくていい料理、プレゼントすること
苦手:寒さと暗さ、余裕のないこと、規則正しさが乱れること、物が多いこと

人生不貞腐れてたところ、
文通を介して2019年3月に夫と出会い、
2019年12月に初めて会い、
2020年の2月に夫と付き合い、
2021年1月に結婚し、
2021年9月に女の子が産まれました。(籍入れといてよかったなー!セーフ!って色んな人に言われた)

人生に不貞腐れはじめたのは、大学3年のときのスウェーデン留学の頃からやったと思います。

それまでの私は、いわゆる「イケイケノリノリ意識高い系大学生」で、
その頃にスマホが今ほど普及していたら、上から目線のイタいnoteとか書いてたと思います系大学生。

そんな調子乗り子がスウェーデンでズッタズタにプライドを引き裂かれて、今思えば鬱みたいな感じになりました。

英語の授業むずい。
ヨーロッパ人はパーティーピーポー多い。
食べ物合わない。
寒い。暗い。(緯度の破壊力を思い知った)

塞ぎ込んでいたわたしの心を照らしてくれたのが、スウェーデンのFIKA(フィーカ)というカフェ文化でした。

ひと言でいうと、こんな感じ。
「家族や友達、同僚たちと珈琲やお菓子を囲んで、たわいもない話をする時間」

もちろんひとりでのんびりと珈琲タイムを楽しむことだって、FIKAです。

このFIKAが大好きで、街中のカフェに行き倒しました。
友達とも、ひとりでも。

授業のチーム内で議論が揉め事に発展しそうなとき、おもむろにカバンからクッキーを取り出して「FIKAしよ!」と言うと、不思議と場が和みました。

FIKAが大好きすぎて、友達の友達くらいまでを対象にプライベートカフェを寮で定期的に開いていました。

自信をなくし、
今までの自分の生き方さえも揺らいでいたとき。
FIKAは優しく心を温めてくれました。

「お昼ごはんでさえ、デスクで画面を見ながら押し込むくらい忙しいんだ!」
という方が多い我が国。

スウェーデンをはじめとする、北欧だけが正しい暮らし方ではありません。もちろん。
北欧だけが、ゆったりと楽な生き方ができるわけでもない。

けれどFIKAの文化には、人生を愛するためのスパイスがたくさんあるのです。

「なんとしても、ほっとひと息ついて珈琲の時間取るぞ」とゴリゴリ働くスウェーデン人もいます。

ねえ、知っていましたか?
日本にもFIKAに似た言葉があるんです。
それが「こひる」です。

漢字では「小昼(こびる)」などと言い、農家の皆さんがハードな1日の中で、ほっとひと息つきながらおやつを食べる時間だったそうです。

日本に「こひる」を広めたい。
そんな思いと共に、noteをはじめました。

こひるには、誰かお供がいた方が楽しいですよね。

美味しい珈琲を淹れてくれて、
気軽に話を聞いてくれて、
たまには自分語りもはじめる素敵な相棒。

それが皆さんに紹介したい「おっさん金魚」です。

↓おっさん金魚って?

筆者ちひろの日常記事、おっさん金魚と喋る記事などを公開していくnoteです。
基本的には、下記のようなテーマで書いていきます。
「長期的な心身の健康を守る」
「頑張りすぎない」
「じっくり深く生きる」
「時間・体力・お金の3つの貯めどころや使いどころの優先順位」
「答えのない問題のこと」
「働くということ」
「自炊大好き」

よろしくおねがいします!

▼以下、マガジン紹介▼

↓おっさん金魚といろいろ話す場所

↓筆者ちひろのバエない食卓


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