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2.5次元アイドル『ヒプノシスマイク』の魅力はこれだ!|#57

みなさん、こんばんは。こひまるです。

本日は昨日の続き、2.5次元アイドルについての記事となります。
「2.5次元アイドルって何?」と思われた方は、以下をご覧くださいませ!

ここからは、私が今ハマっている2.5次元アイドルのグループを、本日と明日に渡りご紹介します。一人でも多くの人に届けー!


[1] 男性声優18人で繰り広げられるラッププロジェクト『ヒプノシスマイク』

今、話題沸騰中。声優さんから成るユニットヒプノシスマイク。ユニット名だけでも、どこかで耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。

私がヒプノシスマイクと出会ったのは、幼馴染と行ったカラオケ。お互い好きな曲を勝手に歌うようなカラオケ、最高に楽しい時間。

幼馴染はめちゃめちゃ声が可愛くて、歌が上手くて、恋愛サーキュレーションとか歌えちゃうタイプなのですが、ヒプノシスマイクの荒々しいラップを歌う姿が衝撃的で、「えーなんじゃこりゃー」と思った記憶があります。笑

声優さんがラップをする、という新しいスタイル、声優さんだけあって歌詞が耳に残りやすいのが特徴。

有名どころで言えば、現ジャイアン声優の木村 昴さん、『BLEACH』で藍染惣右介・『バジリスク〜甲賀忍法帖〜』で薬師寺天膳を演じた速水 奨さんなどなど。

当時、耳にしたタイミングではメンバーが12人、2018年4月下旬(約1年9ヶ月前)に投稿されたこちらの動画の総再生回数は、3,475万回

2019年9月下旬(約4ヶ月前)、メンバーが18人になり公開された動画も既に1,272万回という驚異の再生回数を叩き出しています。
※どちらも本日時点での再生回数です。

気になる方はこちらからぜひ視聴してみてください。
ラップに多少なりと偏見があった私ですが、純粋にかっこいいです…!



[2] 『ヒプノシスマイク』のアイドルらしからぬ設定

このヒプノシスマイク、面白いのがその売り出し方。アイドル!という感じではありません。

以下、さっくりとヒプノシスマイクの設定をば。

◆ヒプノシスマイクのストーリー(公式サイトより抜粋)
争いは武力ではなく人の精神に干渉する特殊なマイクにとって代わった。
その名も【ヒプノシスマイク】

人々はラップを使い、優劣を決する。
男性は中王区外のイケブクロ・ディビション、ヨコハマ・ディビション、シブヤ・ディビション、シンジュク・ディビション等の区画で生活をすることになる。

各ディビジョン代表のMCグループがバトルをし、勝った地区は決められた分の他の領土を獲得することができる。
兵器ではなく言葉が力を持つことになった世界で今、男たちの威信をかけた領土テリトリーバトルが始まる。

そう。ヒプノシスマイクは、戦争をしているのです。
武力ではなく、ラップで勝負、というのもまた平和的で面白いところ。



[3] マーケティングから見た『ヒプノシスマイク』

では、なぜこんなにもヒプノシスマイクは流行っているのか。
それは、オムニチャネル戦略が功を奏していると考えています。具体的な3つの戦略をご紹介しましょう。

1つ目は、キャラクター達のテリトリーと職業
[2]で記載をしたように、実在する東京都の区を中心に抗争が繰り広げられており、新メンバーはついに東京を出て登場。

設定されているテリトリーとチームは以下の通り。

・池袋:Buster Bros!!!(バスターブロス)
・渋谷:Fling Posse(フリングポッセ)
・新宿:麻天狼(まてんろう)
・横浜:MAD TRIGGER CREW(マッドトリガークルー)
・名古屋:Bad Ass Temple(バッド アス テンプル)
・大阪:どついたれ本舗(どついたれほんぽ)

何よりも驚いたのが、実在するエリアでそれぞれのチームがイベントを行うなどをしていたこと。都内では、ラッピングバスなんかも走っています。

元より住んでいる、職場、通勤で使うエリア、行ってみたいエリアなど、実際に足を運ばせるように仕向けた戦略は大変興味深く、うまいなーという印象。ここで、ファンとリアルな世界を繋いでいます

職業は、オムニチャネルとはちょっとかけ離れますが、ファン化するためのかなり大きなポイントかと。

各グループ3人のMCで編成されているのですが、各MCそれぞれがエリアに関わる(と想像させる)職業に就いているのです。(バスターブロスファンはすみません…)

・池袋:3兄弟
・渋谷:ファッションデザイナー、作家、ギャンブラー
・新宿:医師、ホスト、社畜会社員
・横浜:ヤクザ、警官、元海軍
・名古屋:僧侶、V系ミュージシャン、弁護士
・大阪:お笑い芸人、教師、詐欺師

池袋・名古屋はさておき、特色がわかれているのが面白い。横浜なんか、普通では想像できないような相容れないようなグループですが、渋谷・新宿・大阪なんかはよう考えたなーというような職業。

自分や家族、知人が就いている職業やなりたかった職業のキャラクターが気になったり、どうやってグループを結成するに至ったかなどを考えることもできます。内的な働きかけの強いこの仕掛けには脱帽です。

2つ目は、まさしくオムニチャネル
先述の各エリアでのライブ、ラッピングバスもそうですが、YouTubeでの曲の配信、ドラマCD、舞台、グッズなどなど。

グループの抗争の勝敗を、ファンが決められ次のCDが出る、など今を一緒に動いている感が強いです。応援がダイレクトに届くのも、2.5次元アイドルの良いところ。

今後は、アプリゲーム、アニメ化も予定されているのだとか。どこまで伸びるんだヒプノシスマイク。

そして3つ目は、本気のラッププロジェクトであること。
昨年末話題になったのがこの動画。

新グループ、名古屋のMCソロ曲が発表されたこの動画でですが、驚きだったのがリーダーの作曲者。

なんと、SOUL'd OUTの元メインMC、 Diggy-MO'さんが楽曲提供をしているのです。にわかSOUL'd OUTファンだった私には衝撃でした。そして、ソロ曲がDiggy-MO'すぎるのもまた驚いた理由のひとつです。笑

他にも、Zeebraさん、有名ラッパー・サイプレス上野さん、HOME MADE 家族の元MC・KUROさん、オリエンタルラジオの藤森慎吾さんなどなどなど。

そこまでラップ界隈を知らない私でさえ、聞いたことのある方々の名前がずらずらと並んでいるのです。これでラップ界隈の男性ファンが増える可能性もある、本気のラップだからこそ益々聴きたくなる、という好循環を生み出しているのです。



以上、ヒプノシスマイクのご紹介でした!

東京を出て、大阪・名古屋まで進出したヒプノシスマイク。主要都市が続々と登場しているので、個人的には札幌・福岡に期待しているところです。これからも伸び続けて欲しい、そんな2.5次元アイドルのご紹介でございました!

興味を持たれた方がもしいらっしゃいましたら、ぜひYouTubeから楽曲を聞いてみてくださいね。それではまた明日ー!



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