「自分の強み」と「自分の売り」の違いとは | あなたに歩み寄る不動産屋
「私を雇えばあなたの会社にはこんな得があります」~東村山の不動産会社
事業計画を立てるとき。または就職活動を行うときなど、「自分の強み」や「自分の売り」について分析すると思います。しかしながら、強みと売りは違うものであるにもかかわらず、大半はその区別がついていないものです。
まず、強みとはあなたのアピールポイントのことです。こんな経験をしてきた、こんな資格を持っている、自分はこういう人間であるなどといった点があなたの強みです。
一方、売りとは相手に何を、どんな価値を提供できるかということになります。相手方にとってのあなたを選ぶべき理由が、自分の売りということになるのです。
たとえば資格を持っていることは強み。その資格を用いてお客様の何を解決できるのかが売りであるということが言えるでしょう。就職活動で言えば、自分はその強みを通じて会社にどのような貢献ができるか、自分を雇えば会社はどのように得をするのかという点が売りです。
相手があなたに望むのはあなたの専門分野とは限らない~東村山の不動産会社
だから、相手にとってあなたの強みが必ずしも直接的な売りになるとは限りません。強みと売りは境界線があいまいなところもあって、相手に自分を選んでもらおうとがんばればがんばるほど、ただの「自分自慢」に陥ってしまい、相手をしらけさせてしまう恐れがあります。
自分磨きはどんどんやって強みを増やしていくのはいいでしょう。その過程は楽しいですし、自信にもつながります。しかしながら、売りは相手ありきです。
極端な話、ある専門分野に関する資格を持っていて、その専門分野について詳しいことがあなたの強みであったとしても、相手が望んでいるのはそんな専門分野を持つあなた、それに向かってまじめに努力できるあなたにだからこそ依頼したい、別の分野の仕事であるということはありえるものです。
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