バカの連鎖〜いい加減な不動産屋と居丈高な家賃保証会社
※追記:この記事をアップロードした後、仲介業者の営業さんから大変に心のこもったお詫びのメールを頂戴しました。お若い方でしたが、もうこの件は終わりです。2021/03/01 19:15
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不動産会社設立のために、先日事務所物件を内見に行った。そして、実際に見て気に入ったので申し込みを行った。
仲介業者の担当者より、準備していただく必要書類等について、メールでご連絡させていただきます、と言われわかれた。
内見は午前中だったので、その日のうちに「今日はありがとうございました」くらいでも、何らかの連絡があるのかなと思っていたが、翌日になってもない。
そして、仲介業者からは何の音沙汰もない状況で、いきなり男性と思われる声で電話をかけてきたのは家賃保証会社のK村と名乗る人物。
引っかかるものはあったが、「ご本人確認のためお電話いたしました」と言われ、特段支障もないので訊かれるままに生年月日の確認から始まり応じていた。
ところがK村さん、ほとんどこちらの事情をご存知ないようで私がその物件に居住する前提でいろいろ質問される。
仲介業者から何も聞いてないのだなと思いながら、創業のための事務所を借りる旨の事情を説明すると「自己資金はいくらですか」とK村さん。
一瞬意味がわからず、訊き返してしまった。会社を興すに当たって、「あんたいくら金持ってるの?」という意味だとわかり抗議すると、「審査ですから」(本人確認じゃなかったの?)、「ご協力いただけないのであればこれで結構ですよ」だと。
なんでそんなにエラそうなわけ?
たとえば事業者としての契約に当たって、それが確認事項となっているのであれば、仲介業者から事前に聞いておきたかったし、そもそもそういうことなら書面で行ってほしい。
もっと言えば融資を受けるわけでもないのに、こちらの財布事情をなぜつまびらかにしなければいけないのか。この点については、正当な理由があればぜひ教えてほしい。
最後にK村さん、こちらの抗議に対して「不動産屋さんを通せばいいのですね」と捨てゼリフ。
K村さんの会社はどうかわからないが、家賃保証会社の中には、賃料滞納者へ恫喝まがいの取り立てをするところもあるときく。
こういうことって、少しの気遣いと礼節だと思うのだけど。
チェーン系路面店の不動産屋の営業さんもこき使われていて麻痺しているんだろうな。あんたが家賃保証会社と私にちゃんと説明してくれてないからこうなったんやで。
いい加減な不動産屋と居丈高な家賃保証会社。
昔から「株屋」「保険屋」「不動産屋」はうさんくさい職業の御三家というそうな。
道は険しいが、だからこそ私は開業後も気遣いと礼節だけはわきまえていたいと思う。
※画像提供:山口県の妹
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