母の日
20年前、母親が私のことを産んでくれた。
そんな母は2021年の夏に空へ旅立った。
この2年間、この現実から目を背けてきた。
仏壇に手を合わせることすらしたくないというのが正直な気持ちだ。
それでもこのままではダメだということは分かっている。
現実は変わらない。
だからこそ母の日である今日、現実逃避をするのはやめようと思う。
母が旅立った時の詳細はここでは控える。
ここでは母、そして母に限らずとも大切な人がいる人にやってほしいことを書く。
直接感謝を伝えるのは恥ずかしい、親孝行できるほど立派にはなっていない、色々な気持ちや事情があるだろう。
ただ、一緒に過ごしているこの瞬間。それを大切にすることはできる。
「何か行動しなさい」と偉そうな綺麗事は言えない。自分が「行動しろ」と言われても、ちゃんとやろうとしないタイプだから。でも、生きているということは当たり前ではないからこそ、一緒に過ごしている時間を大切にすることだけはしてほしい。その上で、さらに何か行動に移すことができたらベストだ。
後悔を0にするなんて不可能だと思う。だが、その後悔を減らすことできる。
母の日という一日。
何も変わらない日常かもしれない。
でも、そんな日常が一番幸せなのかもしれない。