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ドキドキ文芸部「ユリ」のキャラクターファイル 考察

「ドキドキ文芸部」というゲームを知っていますか?
私が病んでいる時に出会い、さらに病んだ最高のゲームです。
もしもこのゲームを知らずにこの文章を読んでいる方は即刻立ち去り、ドキドキ文芸部をダウンロードしてください。PCなど無料でできます。(本編の過去の物語が追加された有料版もあります)
Doki Doki Literature Club! (ddlc.moe)
私はモニカが一番好きなのですが、皆さんはどうでしょうか
前置きはさておき、今回はユリのキャラクターファイルをいじると出てくる謎の小説(?)「ハートマークが目印の小さな木箱」を考察しようと思います。意外と内容まで考察してる人が少なかったので僕が頑張ります。


小説を読む方法

ユリに関してはいたって簡単です。yuri.chrを二回押すと「このファイルを開く方法」と出るので、メモ帳を選択します。すると意味不明な英文が出てきます。これはナツキのバグった詩でも同様なのですが、Base64という暗号文で、この文章をデコードすることでとんでもない文章が出てきます。まずは皆さんにも読んでいただきたい。

小説の内容まとめ

小さい頃から殺人欲求のあった大学生の日記。彼女は人間観察を趣味としていたが、ある日その対象をリンダという女性に絞る(理由は人生がつまらなそうだから)。そして、リンダの家に侵入した結果、リンダはうつ病を抱えていることが分かった。彼女は本気でリンダを殺す計画を立て、そして適当な理由でリンダに家に招いてもらう。彼女はリンダと話すにつれて一つの結論に至る。「リンダは本当に生きていてつまらない。もし来週のリンダの誕生日に誰も祝いに来なかったら殺してあげよう!」そしてリンダは誕生日に誰にも祝われることなく一日を終え、彼女は作戦を決行。斧を買ってリンダの家に侵入!(この後はがちグロなので省略)リンダの死体を後にPCの履歴を見たら自殺の仕方をやはり検索していた。その検索履歴はすべて1週間前だが。彼女はやはり殺してあげてよかったんだと納得し、そしてこう問う。「この手紙を見つけたあなたも殺人に興味はない?」

この小説はいったい何?

モニカが書いた説

この女子大生、しゃべり方があまりにもモニカすぎる。ただ、モニカ本人の体験談としてはあまりにも整合性がとれないので、モニカが書いた小説か何かの類としての可能性のほうが高いだろう。

リビティーナが書いた説

リビティーナが誰なのかわからない方は一度読み飛ばしていただいて結構。彼女、人体実験のカルテ表に「殺害欲求」的なことを書かれていたはずなので整合性はとれている。ただリビティーナって3歳じゃないの?あと個人的にリビティーナが仮に文を書くとしてこんな明るいか?と思う

ユリが読んでいた小説説

マルコフの肖像(ユリが最初に進めてくれて一緒に読む本)みたいなノリでユリが好き好んで読んでいた説。ユリこういうの好きそうだしありそう、またはユリが書いたとかもあるかもしれない

新キャラ説(ユリ=リビティーナ=女子大生)

この説はやばい。何がやばいかというとすべてがやばい。まず前提として「ユリ=リビティーナ」を理解しなくてはいけない。これをまとめた動画をゲームセオリーさんがあげてくれている。

英語で。しかしニコニコ動画には字幕を付けてくれている方がいたのでそれをいつも見ればよい。というわけにもいかず、(執筆日:2024/07/08)現在この動画を日本語で見ることはできないので、うろ覚えながらもできるだけ詳しくこの動画をまとめた文章を1時間かけて書いた。そしたらこのユーチューブにも字幕ついてた。まじ泣ける。
。。。まあこれらの動画は長いから、それのまとめってことで文章を読んでもらおう。詳しく知りたい方はゲームセオリーさんの動画を見てね。
ニコニコが復活したときのためにそのリンクも置きたいのですが、なんかできそうにないので
ProjectLibitina (ぷろじぇくとりびてぃーな)とは【ピクシブ百科事典】 (pixiv.net)
このサイトの一番下に動画のリンクがあるのでそれを見てください。ちなみにこのサイトはサイトでかなり良い内容が書かれていますよ。

モニカとVMとキャラクターファイルと主人公

まず前提をおさらいする。DDLCというゲームに出てきたユリというキャラと「プロジェクトリビティーナ」というゲームに出るリビティーナは同一人物である。リビティーナのカルテを読むと「自傷行為、血の涙、間違った笑い」などが上げられる。すべてユリに当てはまることが分かる。(私の告白を受け入れてくれますか?→はははははは ぐさっ)で、なんで同一人物かといえるのか。

ドキドキ文芸部はとあるメンバーによって「特定の状況下におかれたら人はどう行動するのか」を簡単にシステムとして作ったゲームである。そこでとあるメンバーがあるキャラクターファイルにモニターのカーネルへアクセスする権利を与えた。つまりスクリプトをいじれるようにしたわけだ。それが「MONItor Kernel Access」→MONIKAだ。モニカはいろいろあってバイバーイした後ある事実に気づく。同じ私たちが苦しんでいる、と。さーて考察が始まりますよ

「1」VM1とVM2


ドキドキ文芸部は研究員によってVM1(Verchal Machine 1)と呼ばれている。つまり彼らの仮想現実であり何度も世界をリセットすることで彼らの行動を確認している。サイドストーリではモニカは自我を与えられていない。主人公が介入すると同時にモニカ(と主人公)に特権アクセスが与えられるが何度リセットしてもモニカは消える。はずだった。モニカは研究員が与えた自我よりもはるかに上の力を手に入れていた。モニカはVM1とは別にVM2という世界があることを自覚する。プロジェクトリビティーナ(通称、VM2)はリビティーナなどとある宗教施設にて、第三の目をもって生まれたリビティーナの能力を解放させるために残酷な人体実験をしている世界だ。そして、その宗教施設では神に近づくことを目標としてる。つまり彼らもまたモニカと同じように自分たちがヴァーチャルな存在だと自覚しているのだ(まあまさかその神が研究員とはおもってなさそうだけどw)詳しくは2週目でユリにマルコフの肖像の説明を聞くとわかる。1週目よりも執着度合いがあがってるのでよりグロい説明をしてくる。あとは、ナツキのばぐった詩を解読すると「第三の目を開け」って内容だったりする。

これは余談だが主人公がVM2にアクセスしようとすると接続が途絶える。恐らくアクセス権限を与えられていない(?)。

「2」キャラクターファイル


ドキドキ文芸部で使われているファイル、そしてプロジェクトリビティーナで使われているファイルは同じだ。つまり、モニカは私たち部の仲間が別の世界で苦しんでいることを自覚したのだ。その思いはモニカのキャラクターファイルを画像に拡張して、その画像をいろいろいじると出てくる。余談だけどナツキのキャラクターファイルをいじると謎の女の人(多分宗教施設の人)、サヨリのファイルをいじるとリビティーナのカルテが出てくるよ。詳しくは調べてね。はい脱線から帰ってくると、モニカは要約すると以下のことを言っている。

「もしこのことが事前に分かっていればこの惨劇をとめられるかもしれない。これは私の物語。くそったれのヒーローになるときよ。...二人でね!  2018」

つまり2018年にDDLCの新作が出るんですね!楽しみです!(白目)モニカはこの文章を書いた後とんでもないことをする。とある研究員の体を完全にのっとるのだ。つまり、その研究員はDDLCに閉じ込められモニカは研究員としてこの地上に参上したのだ。DDLC+で手紙が読めるが、ある研究員の文章の手癖(wwwを使ったりする適当な文章)が完全に変わる(敬語に)のだ。ちなみに、その時の件名は「よい週末を!」。ユリが自殺しモニカが「これは、残念ね」というまでの間にDDLCに追加される不思議な詩、内容は「主人公は何も知らないね」。詩の名前は「よい週末を!」こわあぁぁぁぁ!!!!!つまりモニカは今研究員としてと、VM2の二人いることになる。次回作がどうなるのかは全く想像がつかないが、モニカとして動くのかもしれない。え、主人公はって?モニカがくそったれのヒーローになろうと言ったのは主人公ではなくその研究員。二人でね、は体を乗っ取るよという意味だろう。モニカ。。。

「3」女子大生


つまり、この大学生はVM3という誰も示唆していない世界のキャラクターでありユリであり、リビティーナなのではないだろうか。VM1では世界が学校くらいしかない。VM2では宗教施設?学校よりは広いだろうがまあどうなんだろう。VMがどんどん容量が広くなると考えればVM3の大きさは納得できる。学校や外、リンダの家など描写が明らかに多いからだ。だとしても、VM3の示唆が全くないのは少し違和感もある

最後に

結局ドキドキ文芸部とはなんだったのだろうか。勿論、うつの苦しみを描いた良作、メタゲーの先駆け。本当に人生でプレイした中で1番心にきた、最高のゲームである。

が、これはすべて何かの伏線なのでは?「ドキドキ文芸部」という超大作すらを伏線にした次回作とは?Dan様、楽しみに待っております。ここまで読んでくださりありがとうございました。拙くて申し訳ないです。五時もいっぱいあると思います。それでも、いいねしてくださると励みになるのでよろしくお願いします!

Dan Salvato (@dansalvato) / 


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