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じぶんを見つけてくれたことへの安全・安心とは。

オンラインコミュニティ「コルクラボ」に入って、1年4ヶ月が経った。

現在、7期生が新しく仲間として加わってきている。毎回新しいメンバーが入ってくると、入会したての頃のじぶんを思い出す。思い出す度に、感情として湧き上がるものがある。それは、じぶんを見つけてくれて嬉しかったことだ。

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コルクラボの運営フローとして、入会後の新規生向け説明会を受ける前に、先にコルクラボのオンライン専用掲示板に招待される。その場所で、新規生がやることは、自己紹介だ。

僕が正式に4期生として入会したのは、2018年7月。だから、僕も6月にはオンライン掲示板で自己紹介をしていた。当時、仕事を辞めたばかりで、時間を持て余していた。初めてのオンラインコミュニティへの参加ということもあって、妙にはりきっていた。参加メンバーから置いていかれないように、頑張ってついていかなきゃみたいな焦りもあった。だから、やたら掲示板の中でがむしゃらに発言をしていた。発言と言っても、じぶんの自己紹介に続いて、他の同期生の自己紹介に対して感想を言ったりするぐらいだ。当時を思い出す限り、ほぼ同期全員にコメントやリアクションをしていたはず。

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掲示板の中でやたら発言をしていて、同期や4期以前の既存生から、じぶんの振る舞いがどう思われてるだろうかと、時々気になっていた。じぶんちょっと痛いやつ、目立ちたがり屋、ギラギラした人って見られていないかなぁってことだった。掲示板の中では、じぶんに対して、否定的なコメントはなかった。でも、内心みんなどう思ってるかわからない。不安だった。このまま前のめりな振る舞いを続けていいか、少し戸惑っていてモヤモヤしていた。


しばらくして、入会の際、僕をリファラルしてくれたラボメンバーからTwitterでDMがきた。

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プロジェクトへのお誘いだった。なんで僕に声をかけてくれたのか、プロジェクトの詳細とかわけがわからなかったが、とっさに反応して引き受けた。

少し不安だったけど、ラボメンバーの短いお誘いの一言にワクワクした。なによりも声をかけてもらえたのが、すごく嬉しかった。入会してしばらくして抱えていたモヤモヤしたものが、少しずつ晴れていく予感がした。

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どうやら、僕の知らないところで、僕についてやプロジェクトについて、やりとりされていたのを理解した。そのやりとりの内容をDMくれたラボメンバーはスクショにして教えてくれて、一緒にプロジェクトやろうよと声をかけてくれたのだ。ラボメンバーたちの熱量がどんどん伝わってきて、なんか今まで過去経験したことがない高揚感に包まれた。あたたかい気持ちになった。

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声をかけてくれた理由を聞いて、モヤモヤが一気に晴れた。心の奥底から、嬉しいのか、楽しいのか、なんとも言葉にならない感情がこみあげてきた。

どうやら僕が、当時やたらと掲示板で発言を繰り返してたことは否定はされてなかった。肯定的にとらえられていた。結果、今回のプロジェクトへのお誘いに繋がったのだ。僕の中で、安全と安心を感じた。

見つけてくれて、ありがとう。

誰かに必要とされたり、「あの人に声かけてみようよ」って思われるのって、ちょっとこそばゆいけど、素直に嬉しい。

また僕は当時のこのやりとりをどこかで、時々思いだすんだろうな。

今過去を振り返ると、当時このラボメンバーの誘ってくれた経緯を知って、コルクラボというコミュニティの中でじぶんを肯定的に少し捉えることができたのだと思う。コルクラボは、じぶんの安全・安心と言える居場所の一つかもしれないと、今は思っている。

じぶんの安全・安心を知ると、挑戦したい、挑戦してみてもいいのかなって気持ちになる。そう思えることが、じぶんにとっては嬉しい、じぶんに期待したくなる。

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僕は、今コルクラボ本プロジェクトに関わらせてもらっている。コミュニテイによるコミュニティの本だ。

書籍をちゃんと一から作ったことがない。プロとしての出版編集経験はない。コミュニティの中で作る本ってどんなものなのか、まだわかっていない。進め方もメンバーとのコミュニケーションの仕方もどんどんアップデートされていく。本が完成するまで、何が起こるかわからない。とにかく、型がない。暗中模索の中、モヤモヤすることが何度もある。

でも、大変だけど、たのしんで挑戦していると思う。おもしろく、つらいけど、やりがいを感じている。

コルクラボという信頼できる仲間と、一緒にコラボとして本のデザインに関わってくれている前田デザイン室となら「なんとかなるかもしれない」と思える。具体的な根拠はないが、日々の彼らとやりとりをしていて、そう思えるのだ。

どうなるかわからない本を手にとって見れるのを想像することが、今はたのしみだ。本が完成するまで、あともう少し。




サポートありがとうございます。カフェでよくnote書くことが多いので、コーヒー代に使わせてもらいますね。