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パナマ コロナ対策 完全外出禁止措置から1ヶ月の結果

本日は2020年4月26日です。

3月25日から完全外出禁止措置(1日2時間のみの外出可能)をとってから丸1ヶ月がたった結果報告です。

その前に完全外出禁止措置とは?

のおさらいから。

1.パナマ完全外出禁止措置のおさらい

・1日2時間の外出のみ(食料・薬の買い物のみ)
・女性:月・水・金の決められた2時間
・男性:火・木の決められた2時間
・買い物時間はそれぞれのID,パスポート番号末尾により管理
・土日は完全外出禁止
・外出禁止措置の違反者は、罰金500〜100,000ドル(5万円〜1000万円)
・非常事態宣言中の禁酒
・マスク着用の義務化、違反者は、罰金50ドル〜1000ドル(5千円〜10万円)
・アパートの共有エリア(駐車場や階段)の運動も禁止

2.完全外出禁止を1ヶ月続けてきた最新の数字

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感染者総数 5,538名 

自宅隔離措置者 4,696名 

入院者 ICU85名 病院260名 ホテル1,046名 

死者 159名

回復者 338名

3.完全外出禁止から1ヶ月たった1日当たりの新感染者

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外出禁止措置がとられた3月25日〜4月25日の30日間平均新規感染者は169.8名で下がらず・・・

昨日時点の新規感染者は200名

これだけ窮屈な生活、対策をうっても減らないんですよ

何が原因なんでしょ

そろそろWithコロナの生活を本気で考えたほうがいいのかもしれませんね。

4.まとめ

結局1ヶ月外出禁止対策をとったとしてもパナマの場合は、劇的な変化はみられず、平均的に169.8名/1日に増加。

ただし、逆をいうと完全外出禁止措置を取らねば、この数字に抑えられていないでしょう。

おそらく国の気候等各国により状況が異なると思いますが、長期戦になりそうなのは間違いないかと思われますね。

今の日本はニューヨークとは違い、医療崩壊を懸念し積極的に検査を進めない方針ですが、それであれば重症化しやすい高齢者としにくい若年層を徹底的に隔てて生活するルールを敷かなければ、無症状感染者から感染し人の命が奪われる状況は改善しないと思われます。

これからパナマは雨季に突入し、高温多湿な季節に入ります。政府は、ウィルスは高温多湿に弱いと分析中。


これからどうなるか、引続きウォッチし、配信していきます。


Fin

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