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【甘いもの禁断の修行UX】お菓子コーナーの誘惑と戦う戦士の記録
甘いものを控える生活、
それが、これほどまでに過酷だとは
未だかつて思ってもいませんでした。
少し前、私は甘いものに溺れ、
結果として体調が悪化。
悪玉コレステロールの爆増に直面しました。
それ以来、「これは本気で変わらなければ…!」と決意したものの、
その道は険しく、時に滑稽です。
今回は、そんな甘いもの禁断の生活を乗り越えるべく挑んだ
「修行UX(誘惑のコントロール術)」
の日記をお届けします。
少し長いですが、私の戦いの軌跡をお楽しみください。
スーパーという戦場へ
その日も、私はいつものようにスーパーへ買い物に出かけました。
野菜、肉、パン、日用品――
必要なものをリスト通りにカゴへ入れていき、
最後の最後、何気なく足を向けてしまったのが、そう
“あのエリア”でした。
スーパーのお菓子コーナー。
チョコ、クッキー、キャンディーたちがズラリと並ぶ誘惑の森。
私の脳内には警報が鳴り響きます。
「近づくな、危険だ!」
「誘惑に負けるな!」
そう思いながらも、
気づけば足はその甘い香りのするエリアへ
勝手に向かっていました。
そして、ついに私はそのど真ん中で立ち止まります。
目の前に広がるカラフルなパッケージたち。
チョコウエハースが優しい笑顔(に見えるデザイン)で
私を迎えています。
「これはただの買い物じゃない。戦いだ」
と気づいた瞬間、
私は新たな修行法――いや、
「修行UX」を思いついたのです。
修行UXとは?スーパーでの誘惑対策
修行UX(User Experience)とは、
誘惑という感情をコントロールし、
自らの選択を変えるための実践的かつユニークな方法です。
今回私が挑んだのは、次のプロセス。
誘惑を直視する
お菓子コーナーに立ち、商品の魅力を冷静に観察。
まず、状況を受け入れます。
逃げるのではなく、向き合うのです。
一度手に取るが買わない
手に取ることで欲望を自覚。
次に、棚に戻すことでコントロールの感覚を味わいます。
このプロセスを繰り返します。
その場で耐える
甘いものを買わずに、その場を静かに去る。
これが修行UXの最大の目標です。
私は早速このメソッドを実践することにしました。
予想以上の難しさ
最初は、「見ているだけなら平気だろう」と
軽い気持ちで始めました。
しかし、
視界いっぱいに広がる甘いものたちの誘惑の強烈さよ!
手を伸ばしたくなる衝動が何度も襲ってきます。
そこで次に、
ウエハースのパッケージを手に取りました。
ツヤツヤの袋を指で触るたびに、
「買っちゃダメ!」
という理性と
「少しだけならいいんじゃない?」
という本能がぶつかり合います。
まさに脳内バトルロイヤルの始まりです。
結局、修行UX失敗?気づけばレジでウエハース
ようやくお菓子コーナーを抜けた時、
心の中では「やった、勝った!」と歓喜。
しかし、気づけば私はレジに並び、
手にはしっかりとウエハースが握られていました。
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どうやら私の無意識が
この子をレジまで連れて行ったようです。
敗北感に苛まれつつも、
「ここまで来たらもう買うしかないよね…」
と自分を納得させ、家に持ち帰ることに。
数時間後、
私はそのウエハースを一枚一枚大事に味わいながら、
「美味しい…でも反省」と
複雑な気持ちでおやつタイムを過ごしました。
気づき:視覚の力と誘惑の正体
今回の修行UXを通して、
私は視覚がどれだけ私たちのUXに影響を与えるかを強く実感しました。
お菓子コーナーにいる間は猛烈な欲求が襲ってきたのに、
コーナーを過ぎた瞬間、
あれほどの甘いものへの渇望が
嘘のように消えていったのです。
「目に見えるものが、欲求を生む。」
これは心理学の基本原則でもありますが、
実際に体感するとその影響力の大きさに驚かされます。
次なる挑戦:視覚をコントロールする
この経験と失敗を踏まえ、
私は次回から新たな修行UXに挑むことを決意しました。
それは「物理的にお菓子コーナーに近づかない」
というシンプルな戦略です。
視界に入らなければ欲求も生まれないはず。
次回の買い物では、
お菓子エリアを徹底的にスルーしてみようと思います。
また、同時に家でも誘惑の対象を遠ざける工夫を始めました。
例えば、甘いものを見えない場所(冷凍庫)に収納したり、
代替としてナッツやフルーツを用意することで
「視覚にやさしい環境」を作り出します。
まとめ:小さな戦いを楽しむ
甘いもの禁断生活の中での修行UXは、
誘惑に負けることも多いですが、
確実に自分を見つめ直すきっかけになっています。
どれだけ自分が環境に影響を受けているか、
自分の意志がいかに試されているか、
日常の中に多くの学びがあります。
次回の戦いに備えつつ、
さらに自分の誘惑耐性を鍛えていきたいと思います。
長文を最後まで読んでいただきありがとうございます。
これを書きながら、
自分でも「またスーパー行くのが怖いな…」と思いつつ、
同時に「どこか楽しい」と思えるのが不思議です。
それでは次回の挑戦でまたお会いしましょう!