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やり切る!

たまに、素晴らしいアイディアを話した後に「ただ、実行する人が欲しいんだよね(あなたがやってほしい)」と新しいサービスやプロダクトのアイディアを鼻息荒く話す人がいます。けど、アイディアに価値は無いんですよね。そして、自分が先陣を切って動かないアイディアって、熱が入っていないので続かない。

例えば、海外の凄いサービスのアイディアを見たり、多くの需要が生まれそうな金儲けの勘所をもとに、「こんなのを作ってよ」と外注しても、凄いものが生まれるなんてことは、万が一にもありません。

アイディアに価値はなくて、それをどうやって実現するかで、最終的にそのプロダクトを使う側の印象は全く違うことになってくるんです。

そういう私も、2021年3月にSOYMILブレンダー初号機を出してから、半年ちょっとは売上がほとんどでなくてかなり苦しい時期が続いていました。

この難局を打破したのは、以下の二点をやり切ったと言えるまでやり切ったからでした。
・自分がなぜ起業したのか?なぜSOMYILなのかを原体験から言語化
・ユーザーの一人ひとりと向き合い、アンケートや話す機会を作って全ての施策に反映


原体験に基づくストーリーは一見、商売にまったく関係ないように思えるかもしれません。ただ、よく深めていくと「取引先」「消費者」「従業員」の全員が納得し、輪に入ってくれる解が生まれるんじゃないかなと思っています。

それは相手に迎合しろとか、自分を変えろとか、そういう意味じゃなくて今の自分からは見えない深層から心に響く言葉を紡ぎだせることで、新しい視座や視野を得られるようになるということじゃないかなと思っています。

自分が出していく商品・サービスは、過去、今、未来の時間軸を繋いでいるか?自分の原体験に基づいた価値を発し、顧客を喜ぶことに繋がっていくか?自分自身で言葉にしていく必要があります。

そして、そのあとは自分が先陣に立って「やり切る」

そうすれば、道が自ずと拓く。

私は、SOYMIL事業を通して拓いてきました。
まだまだやり切れていないことはたくさんあるので、まずは自分が先陣を走りながら、これからもやり切っていきます!

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