資格取得記録【FP3級】
こんにちは。
今回は3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級)について書いていきたいと思います。
2級も持っているのですが、試験の性質上3級を持ってないと(別条件も確かありましたが)受験できないため3級から受けた関係で、個別に書いていきます。
資格の概要
試験を実施する機関の一つである金融財政事情研究会(きんざい)のホームページによるとこうです。
おすすめ資格としても有名で、お金、不動産、保険など生活に必要な様々な知識が学べます。
なお、試験実施機関が2つあり、日本FP協会と、金融財政事情研究会(きんざい)がそれぞれ実施しています。
学科試験と実技試験に分かれており、私が受けた令和4年1月試験では午前に学科、午後に実技という感じでした。
実技と言っても筆記なので、面接とかはないです。また、学科試験はFP協会もきんざいも同じ問題で、実技は少し問題が異なります。
私が受験した時はCBT方式がなかったので、年3回の試験で、会場に行って受けました。今はCBT方式でかなり便利になったようです。2級もCBT方式が導入されるようでこちらも羨ましい限りです。
勉強方法
TACさんの出している「みんなが欲しかった」のテキストと、「スッキリわかる」のテキストと問題集が一緒になっているものを購入しました。
書いてあることを全部覚えようとすると難しいかもしれないので、ざっと理解できれば充分だと思います。
なぜなら、⚪︎×問題と三択問題しか出ないからです。他の資格試験などでは四択か五択が多いかと思いますが、FP3級は二択と三択なので正解率が上がります。わからなくても勘で当たる可能性があります。ちょっとでも受験の心得がある方なら消去法とか上手く使えばもっと合格率は上がります。しかも学科、実技それぞれ6割取れれば受かります。
試験について
学科試験はFP協会もきんざいも共通で、実技試験が異なります。
きんざいでは個人資産相談業務と保険顧客資産相談業務のうちどちらか、FP協会では資産設計提案業務になります。
個人資産相談業務と資産設計提案業務は範囲としてはほぼ変わらないと思いますが、保険顧客資産相談業務は、その名の通り保険関係なので、やや複雑かもしれません。過去問を見て自分に合うものを選ぶと良いでしょう。
ちなみに私はFP協会の資産設計提案業務を選びました。理由はFP協会の実技の方が合格率が高かったからです。回によって開きはあるでしょうが、FP協会の実技合格率は約80%、きんざいの実技合格率は約60%です。
どちらで合格しても資格の内容に変わりはないので確率の高い方を選んだということです。
敢えて辛い点を挙げるとすれば、学科と実技があるので、試験が長いことです。CBT方式だとどうなのかはわかりませんが、終わったから帰りますということも当然できないわけです。
最後に
この資格を取って満足するのではなく、2級に進むだとか、他の資格に挑戦してみるだとか、試験に合格して成功体験を得るといった、足掛かりとするのがとても良いと思います。国家資格なので、ちゃんとした合格証が届いた時は嬉しかったです。
また、実際の生活に直結する知識が得られますので、学ぶ意義は大きい資格かと思います。色々な分野が勉強できるので、自分は何が得意なのか、好きなのかなども見極められ、今後の自身の進む道を決めることにも役立つかと思います。
何か勉強したい、した方が良いと思っているけど何を勉強しようか迷っているような方にもおすすめできる資格となっております。