"車の話し"

昔中古のミニクーパー(クラシックの方)を乗っていた。もちろんミッション。僕の地元には都市高速道路というのがありその都市高速を使うにはお金を払わないといけなかった。だいぶミニクーパーのミッションの運転にも慣れてきた時、ある気持ちの良い乗り方に気づいた。それは都市高速道路に長い直線道路が街まで行く途中にあり、ある日その直線道路に入ったとき前後に全然車が走ってなかった。そのときにクラッチを踏みながらギアをトップまで上げていって制限速度ギリギリまでアクセルを踏んでスピードを上げていく。そしてもう限度というとこまできたらニュートラルにギアチェンジしてアクセルを踏むのをやめる。そしたらあとはギリギリまでスピードを上げていた状態で静かに風のようにミニクーパーが走っていく。これが大変気持ちのよい状態だということに気付いて、この運転の仕方に病みつきになったことがある。もうこのミニクーパーは故障が酷くなって運転するときに不安感を感じだしたから、下取りにだしてオートマの国産車に乗り換えた。
もしミッションの車をお持ちの方がいてまだこの乗り方を知らない方はぜひためしてみてほしい。もちろん充分安全を確認して。
words by kohei chiyomaru