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"web3にベットする"違和感

web3が盛り上がってます。僕もweb3すごいなーと思う人間の1人であり、そこで挑戦している起業家の1人です。Twitterを見ていると次々といろんなサービスがリリースされていて、すごいなー、ワクワクするなーと同時に焦りも感じます。

でも、こういう時こそ冷静にならなきゃいけないと酷く感じます。なぜならば"web3は手段だから"です。

web3は手段も日本語としてめちゃめちゃな気はしてますが、何となくイメージが伝わるように書いてます。ブロックチェーンというテクノロジーによって、いろんなことができるようになりました。そして、なります。その何個かできることをひっくるめてweb3と今は呼ばれています。

メタバース・NFT・DAOなどなど、新しい概念をまるっと括ってますね。新しい概念が発明されていく過程って定義がまだ曖昧なので、まるっと括ってバズワードにして、お金が流れまくる、、みたいな現象はあるあるだと思うので、別に今の現状が不健全だとは思いません。少し前は"クリエイターエコノミー"がバズって、なんかC向けサービスが全部クリエイターエコノミーの文脈で語られる勢いだった時があります。

で、僕も起業家云々じゃなくて、個人として、新しいもの好きでイノベーション好きなので、当然のようにweb3系のワードはワクワクするし、一ユーザーとしてどうなっていくんだろうなと心踊らせます。

そして、起業家として生きるからにはやっぱり受け手だけでは満足できないということで、強欲にもweb3系のプロダクト作りたいなとか思っちゃってます。この時代の変化を一番特等席で見ていたいって感覚なのかもしれませんね。とにかく色々を知りたいという気持ちが一番強いので。

ただ、こういう思考でプロダクトを作ろうとすると"web3にベットする"という発想になります。時代はweb3だから、web3系のプロダクトをガツガツ作っていこう的なね。

それってどうなの?

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1,241字
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