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2020/08/03 梅雨明け

したね。ついに、いやーめでたい。みなさん調子はいかが?でもこれからは台風の時期だよね。なんだかもう日本も東南アジア的な気候の仲間入りを完全にしてきてる気がする、雨季、そしてスコール、ハリケーンみたいな。とりあえず晴れの日たくさんお願いします。水不足にならない程度に。

というわけで昨日は東京国立博物館へ。こちらも検温、消毒、マスク着用、そして館内での会話禁止などかなり徹底的に対策をしていましたね。それで"キモノ"の展示をやってて、篤姫や織田信長が身に纏っていたとされる物も。意外ときれいに残っているもんでびっくり。その中でも惹かれたのが"男の美学"というチャプターの展示。ここに江戸の華と呼ばれた火消の男たちが羽織っていた半纏が多数展示してあった。その半纏の表側は屋号の代紋が入ってるいわゆる柄なんだけど、みんな裏地に思い思いの柄の刺繍が施してあるのよ。もう髑髏とかそういうイケイケのいかちーやつ。これが何かっていうと無事に火消としての仕事を終えたら、その半纏をひっくり返してそのイケイケ模様を表にして着て肩で風切って帰って(というより一杯やりに)行くっていうね、、これかっこよすぎでしょ。まあその他にも武士のキモノも貴族のキモノもお洒落なのがいっぱいで、かなり刺激を受けましたな。割と僕は仕事以外での服装に無頓着なので、江戸の粋で洒落た男たちを少しは見習おうと思った。

これが僕みたいなミュージシャンの難しいところでさ、普段仕事のユニフォーム(制服)が決まってる方とかオフィスカジュアルみたいな服を毎日着てる人からすると「さあ!今日は青山へ行くからお洒落するぞー!」みたいなスイッチをオンにすると思うんですよね。んで夜間、近所のコンビニに缶チューハイとか買いに行く時がオフ。それが僕からするとライブ、取材、その他"人前に出る仕事"みたいなのがオンでそれ以外は全部オフになっちゃうのよね。だから仕事じゃなければ別に二子玉に行こうが、青山だろうが麻布だろうがお洒落スイッチはオフなんですよね(苦笑)。

まあでもこれからはもうちょっと頑張ろうかな!と思えたキモノ展でした。東京国立博物館は常設展も最高で"資料集で見たアレ"のオンパレードでね、縄文時代から振り返れます。異国の文化を見るのも面白いけど、やっぱ日本を知るって素敵な事だなと思いました(といいつつエジプト、インドコーナーでもブチあがりましたが)。でも本当に、武士のコーナーがいいよね。最高でした。今度は科学博物館の方に行ってみようと思います。

ではこんなところでアディオース/

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