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クリスチャン・ボルタンスキーについて

先日現代芸術家のボルタンスキーが亡くなりました
2019年の中之島美術館の展示では彼の象徴的な生と死がテーマになっていて、それが作品に触れる最後になりました
現代社会に生や消滅を問いかけているような作品群で、芸術系の学生や若い女性や写真家ぽい人が多く居た印象でした

おそらく彼の作品は幼少期の記憶が作品に色濃く反映されていて、生涯に渡りそれと対峙していたのだと思います
復讐なのか後悔なのか懺悔なのか知り得ませんが、そこから人生が溢れてきました
私も意志を持って作品を制作する際はおそらくほとんど幼少期の記憶が後押しして現在の自分と混ざり合い昇華していると感じています

香川県の豊島には世界中の心臓の音を集めた作品が常設されてあり、これからも現代社会の生や消滅を問いかけて影響を与え続けていくのだと思います

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